空美風~私らしい言葉で~

二胡と歌の親子ユニット空美風のボーカル担当ひとみが綴るブログです。

友よ ふるさとよ

2011-03-24 21:33:11 | ポエム

海鳥の遊ぶ

穏やかな空の下

君想う浜辺

ひとり歩いてる

この海の向こう

続いてる空の下

君は悲しみを

ひとり抱いたまま

寄り添った 桜貝

手のひらに乗せ 祈る

友よ ふるさとよ

離れていても

想いは傍にある

ひと時も 忘れずに


渡る潮風に

そよぐ松の葉の音

ささら さらさらと

せつなくなびくよ

続くこの海の

向こうにある ふるさと

悲しみ背負って

君といるのかな

キラキラと 光る海

手を合わせ 心祈る

友よ ふるさとよ

遠くにいても

想いは傍にある

ひと時も 離れずに


友よ ふるさとよ

もう これ以上

涙流さないで

頬笑みを失くさないで





あなたの

大切なふるさと、友達が

もう、これ以上

涙で濡れませんように・・



風香・・











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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
風香さんへ (独人)
2011-03-24 21:52:02
海はつながっているんですよね。
海…大好きなのに
海が悪いわけではないけれど何故あんなことが…

海がそこに無ければ…なんて悲しい思いをしてしまいます。
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独人さんへ・・☆ (風香・・)
2011-03-24 22:28:20
独人さん、こんばんは

本当にそうですよね・・
決して、海が悪いわけではないのに、どうして・・って思います。

でも、海沿いの町に住んでいらっしゃる方は、やはり、
今後も、海の恩恵を受けて生活されることも多いのではないかと思います。
そして、そこがふるさとなんですよね・・

悲しみは教訓にして、これからも、ふるさとで生きていかれる人たちに、
もうこれ以上の痛みを与えないでください・・と、
そう祈ることしか出来ません。

独人さん
目を通してくださって、本当にありがとうございます

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友を想う気持ち・・・ (夕美)
2011-03-25 08:02:04
風香さん・・おはようございます

”友よ ふるさとよ 離れていても
 想いは 傍にある”

私も故郷とは、遠く離れて暮らしていますが、
想いはいつも心の傍にあります・・・。

桜貝を手のひらにおいて思うこと・・何度も読ませて頂くと、胸が痛んで、言葉には出来ない想いがあります・・・。

故郷ではありませんが、私は専門学校の女子寮で1年間暮らしたことがあり、その時の同じ部屋の友達とは、共に寝起きして、同じお釜のご飯を食べて、喜びも悲しみも分け合ってきたので特別な想いがあります。
今回の震災で、、岩手出身の友人と連絡が取れないままで、祈るような気持ちで電話をかけています。
もしかして、結婚されて違う土地で暮らしているのかもしれませんが、何年離れていても、心は傍にあります・・・。
詩とは関係ないお話を打ち明けさせて頂いて、ごめんなさい。
でも、風香さんの詩を読ませて頂いて、友達への想いを改めて、大切にしたいと思いました。

風香さん、ありがとうございました
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夕美さんへ・・☆ (風香・・)
2011-03-25 21:31:01
夕美さん、こんばんは

そうでしたね・・
夕美さんの故郷も、遠く離れた所でしたね
とても美しいふるさとそうイメージしております
一度は、私も行ってみたい所なので

専門学校の寮生活・・何だかいいですね
私も、一度だけ寮生活を経験しております。
看護助手として勤務していた若い頃に・・
私も、友達と一緒に寝起きを共にしていたので、
その友達のことは、今でも忘れることが出来ません
だから、夕美さんのお気持ち、よくわかります

お友達は岩手出身だとか・・心配でしょう・・
連絡取れるといいですね・・
ご無事でいてくださると、私も信じていますね。

夕美さんの、懐かしく大切なお話を聴かせて頂いて、凄く嬉しかったです。

夕美さん
いつも、ありがとう
       
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桜貝 (kan)
2011-03-25 22:55:41
こんばんわ

桜貝と云うと、つい桜貝の歌のエピソードを思い出してしまいます(この逸話以前書いたかな~)

人は悲しみをバネに飛躍しますね、被災した方はこれからですが。
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kanさんへ・・☆ (風香・・)
2011-03-25 23:52:03
kanさん、こんばんは

そうそう、どうして桜貝が浮かんできたのかと思っていたら、
前に、kanさんに、桜貝の歌のエピソードを聞いたからなんですね
kanさん、本当にありがとうございます
お陰で、この詩が生まれました

kanさん
ゆっくり休んでくださいね
おやすみなさい
    
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海へ・・ (メイ)
2011-03-26 13:42:12
キラキラ光る波・・
さらさらそよふく、潮の風・・
君と過ごした、裸足の砂浜・・
小瓶につめた、桜貝。。

風香さんの綴る、美しい海の世界の中に、
家族や、友達と過ごした、たくさんの
想い出が、潮の香りとともに、
よみがえってきました

海は、素敵・・大好きです
故郷の海、それぞれの想いの中の海
みなさんが、美しい海の中で、過ごせる日が、
早く訪れてくれると、いいですね
返信する
故郷 (山の桜)
2011-03-26 15:14:18
どんなに津波で壊されても、

どんなに原発で汚染されても、

自分が生まれ育った故郷は、大切なんですよね

福島から、多くの方が避難されて来ているけど、
みんな早く故郷に帰りたい!って言っています。
故郷は、そのひとそのひとの心の故郷なんですよね…

一日も早く帰れるようにと、願わずにはいられません
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Unknown (春水)
2011-03-26 17:10:13
これから、後どのくらい耐えなければならいか、全く先が見えない状態でいる方々の気持ちを考えると胸が痛みます。

極端な表現かもですが、日本が故郷な私たちですから。
私は、「あなた達を想っています、助けたい」と、友に語りかけるように言いたいです。

どうか、苦しんでる人の心と身体の痛みが早く癒されますように。
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メイさんへ・・☆ (風香・・)
2011-03-26 23:21:08
メイさん、こんばんは

とても美しい言の葉のようなコメントを、本当にありがとうございます

私も、島生まれの島育ちなので、海は大好きです
でも、同時に、海の怖さも知っております。
それでも、ふる里はふる里なんですよね・・

私も、メイさんと同じ想いです。
悲しい想いが拭い去る日が来ることを、心より祈っております。

メイさん
あたたかなコメントを、本当にありがとうございました
          
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