芦原やすえの気まぐれ便り

原発のない町つくりなど、芦原やすえの日々の活動をご紹介します。

サロンの後はビアガーデン!

2013-08-17 21:45:36 | 日記
 今日は、夕方から後援会でサロンを開きました。
9月議会での質問などに、皆さんの声を反映させたいと開きましたが、話題は、全国ニュースになってしまったマンが「はだしのゲン」を松江市内の全小中学校の図書館で閉架扱いにするよう市教委が指示していたことでした。
 昨年12月議会で陳情が出され、不採択にされたものの、一議員による「教育委員会が対処するべき」との発言もあり、校長会を開いた際に指示したとのことです。
 よくよく調べてみると、昨年4月に在特会が要求していたものだということがわかりました。在特会が要求していた昨年4月には、松江市教委は毅然として「各学校にそのようなことは求めない」と拒否していたのです。それなのに、なぜ?と思います。
その後、再び圧力があったのでしょうか?9月議会で、その経緯を聞いてみたいと思いますが、学校教育の中で、「子ども権利条約」についてテキストを配布しながら、真剣に教えていたのか?教育委員会自体が重視しなかったのか?いずれにしても、子どもたちが社会の中で成長していくために必要な情報を、子ども自身が取捨選択していくことができる環境を保障することは大人の責任だと思います。
 これを子どもの目から遠ざけた理由は、「過激だ」「暴力的だ」とのことのようですが、そもそも、戦争はこの世で最も暴力的で非人道的なことです。この実態に真摯に向き合うことを通して、私たちは「二度と戦争をしてはならない」と強く思うことができるはずです。「はだしのゲン」は、そういう意味で、子どもたちに読ませたい、伝えたい大切な図書だと思うのです。
 在特会の圧力に屈した市教委は、何と情けない組織でしょうか。猛省を求めたいと思います。
今日は、話題は、ちょっと硬めの内容でしたが、和やかに話をすることができました。
 終了後は、お楽しみ!天神ビアガーデンに出かけました。音楽を楽しみながら、ビールとつまみで、その後の話題も付きませんでした。

規制庁来松!「新規制基準」について説明

2013-08-13 13:43:01 | 日記
 松江市は、規制庁に対して「新規制基準」についての説明を求めていました。特に、福島第一原発の事故原因について、国会事故調は地震による配管損傷などの可能性を指摘していることについて規制庁の見解を求め、新基準にどのように取り入れたのか説明を求めてきました。
 市長は議会での答弁で「納得がいく説明を受けていない」と不満の言葉を述べていました。その松江市の要請に応え、規制庁が、新規制基準について松江市に説明に来ることになりました。午前中は議会に対する説明、午後は安全対策協議会出の説明(これは、各種団体代表が参加し、原発の問題について中電や国が来て説明をする場となっています。中電や国は、これを「広報」と思っています)です。どなたでも傍聴できますので、お出かけください。

島根原子力発電対策特別委員会
 8月30日(金)10:30~
 第一常任委員会室(松江市役所3階)

松江市原子力発電所環境安全対策協議会
 8月30日(金)15:00~
 市役所西棟5F 災害対策本部室
 (市役所玄関を入って、一番奥のエレベーターで上がってください)

汚染水対策緊急署名

2013-08-06 21:22:30 | 日記
緊急署名のお願いです 東京電力福島第一原発の汚染水流出が深刻な事態です。6月以降観測用井戸から高濃度の放射能が検出され海への流出が続いていましたが、東電は参議院選挙後までその事実を認めませんでした。海の汚染は着実に広がっています。
原子力規制委員会は止水対策を直ちに実施するよう東電に求めています。
 しかし、東電まかせにすること自体が間違いで、国が責任をもった取り組みが問われています。国はあらゆる人的資源、施策を汚染水対策に集中させるべきではないでしょうか。
福島老朽原発を考える会より、緊急署名のお願いです。

【緊急署名】
これ以上、海を汚さないでください
政府は汚染水を止めることに集中してください
規制委・規制庁は、原発の再稼働審査を中断し、汚染水対策を優先してください
※締切:8月8日(木)朝9時
【個人署名】
フォーム1
https://pro.form-mailer.jp/fms/18534d4846287
フォーム2
http://goo.gl/fyHjPZ
【団体賛同】
https://pro.form-mailer.jp/fms/f21b5ad846288


福島県産農産物出荷自粛要請

2013-08-04 22:53:46 | 日記
 7月30日に、福島県知事に対して、安倍の名前で福島県産の出荷を差し控えるよう要請が出されています。
その範囲と農産物等の数は相当なものです。マスコミは報道していませんが、明らかにすべきではないでしょうか。何が出荷制限されているのか知れば、市場に出回っているものでも、チェックしやすいですし、風評被害も小さくすること可能だと思うのですが。
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www.kantei.go.jp/saigai/pdf/20130730siji_fukushima.pdf
<http://www.kantei.go.jp/saigai/pdf/20130730siji_fukushima.pdf>

「原発事故こども・被災者支援法」推進自治体議員連盟結成集会」

2013-08-03 23:30:04 | 日記
8月2日 「原発事故こども・被災者支援法」推進自治体議員連盟結成集会」font>font> 
 
 この日は、参議院会館で「原発事故こども・被災者支援法」推進自治体議員連盟結成集会」があり、参加してきました。全国から、多くの自治体議員が集まっていました。
 この法律は、昨年6月に超党派の国会議員による議員立法として成立したものです。第1条には、放射性物質による放射線が人の健康に及ぼす危険性については、科学的に十分解明されていないと明記され、その2条では、被害者がそのまま被災地で暮らすか、避難するか、また避難した後帰還するかについて、被害者自らが自己決定する権利を認めています。そして、健康管理や医療費減免など被害者一人一人の生活再建、そして健康管理を実現させるものです。
 しかし、基本方針を別に定めることになっているものの、いまだに放置されたままです。ほとんど、具体的な施策が実行されていません。
 先日も、復興庁職員のツイートが問題となっていますが、彼らは、サボタージュを決め込んでいます。「支援策パッケージ」なるものを出し、必要な施策は盛り込んだ」と言いますが、高速道路無料化が盛り込まれているものの、対象とされる地域が被災三県や福島の一部に限られ、健康管理も県が行う調査の継続のみで、福島県外での検診が実施されないなど、極めて限定的です。一刻も早く、具体的な施策の実施が求められていて、全国の自治体議員の協働が必要です。
 早期実施等を求めるなどの意見書が採択されている自治体は、中国地方では岡山市議会だけだそうです。もっと、広げたいですね