犬と風蘭

犬と散歩
幼かった時分に貰われてくると、実親の姿や匂いが
朧気で、仮に後々再会したとしても「ハテ！誰？」と

首をかしげて記憶が甦れない、が、心配いらない、
それを補うように、今度は貰われてきた家の夫婦が

親代わりになる。毎日決まって食べ物を持ってきてく
れるのは母、遊びで散歩に連れ出してくれるのは父と。

散歩する時間帯にもよりますが、自分が散歩する時間
では、犬を連れているのは概ね母親。と言うことは、
母親が父親も兼ねていることになる。

犬を散歩さしている女性の中で，その犬に話しかける
人が結構いる。見ていると何か微笑ましい。話しかけ

られた犬の方は殆どそれに反応しない。ただ、例外も
ありで、この前、話しかける都度「クワ～ン」という返
事のような鳴き声を出す犬がいて驚いた。そうする

よう躾けたのかどうか分からないが、犬の方は「はい」
とか「分かりました」の意味で自発的に返していると取
れなくもない。悲しかな喋れない。

遠い未来の話。犬が進化の過程で、二足歩行もでき
るようになり、それによって喉の構造が変わるとど

うなるか。言葉による簡単な会話が可能になる。そ
んなことが実現するかもしれない。今でも成犬は人
の５歳位の知能があるとのことだから。








翠扇
昨年、一昨年と開花したものを載せていましたが、今
年は蕾の段階のを載せてみました。どうでしょうか、
良いでしょう。