親の周りに株分けしてもいい大きさの子が何本か付いていますが、昨年春2子
を分けたので、今年はそのまま。
この宝覆輪。出芽時萌黄色で出て来る事と葉型に母種宝錦の名残があります
が、覆輪に成るともう100%縞柄には戻らないようです。
富貴殿や満月と劣らない魅力を持っていることだし、大江丸縞や金広錦のよう
に、覆輪を別の呼び名にすれば、もっと人気が出たのではと、思ったりします。
シンプルに「大宝丸」 . . . 本文を読む
芽どき、柄が悪ければ、その後いくら丹精込めて育てても、決して良くはならな
い。一方、芽どき、柄が良くても、世話を怠ると派手に進んで駄目になる。
これは富貴蘭についての自説ですが、そういう事で、とりあえず、悪い芽はそ
の都度毟ってきて、今、親の周りには覆輪、櫛目縞と良さそうな子が数本付い
ている。ただ、金広錦の事だから、すんなりと行くわけがなく、必ず暴れ出す
とは思っています。
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前回のと親が同じ連城丸です。連城丸としての評価ではこれで「グー」なのか
もしれません。だけど何か物足りない点がある。その一つは軸が細い事。これ
は連城丸に限ったことではなく、富貴蘭全般に言える事でしょう。せめて軸の
太さが豆葉の夢幻(画像5)並みに揃っていればなあと、観るたびに思っている。
葉肉とか、葉巾とかは作次第で何とかできそうですが、軸を太くするのはどう
か、至難でしょうね。軸の太い連城 . . . 本文を読む