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3月28日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
身を捨てる度胸
人生というものには、いろいろな問題があります。しかし、それらのことも過ぎ去ってみると、あのときに迷わないでやってほんとうによかったな、というような場合が多いのです。
そこが大事なところだと思います。ある場合には迷うこともあるでしょう。しかし、しょせん迷ってもお互い自分の知恵裁量というものは、ほんとうは小さいものです。
だから、「これはもう仕方がない。ここまできたのだからこれ以上進んで結果がうまくいかなくても、それは運命だ」と度胸を決めてしまう。
そうした場合には、案外、困難だと思っていたことがスムーズにいって、むしろ非常によい結果を生む、ということにもなるのではないかと思うのです。
【コラム】筆洗
2014年3月27日 東京新聞TOKYOWeb
▼本紙夕刊の写真を見て、つい笑ってしまった。日本時間二十六日未明、日米韓首脳会談の直前に撮影された一枚
▼安倍首相は立ち去ろうとしている。韓国の朴槿恵大統領は不機嫌そうに立ち上がっている。間に挟まった、オバマ米大統領だけが着席したままおろおろしている
▼まんがの「吹き出し」(スピーチバルーン)を描き加えたくなる。安倍首相「早く帰りたいな」、朴大統領「まったく…」、オバマ大統領「いい加減(かげん)にしてくれよ」。もちろん、こんな絵になったのはたまたまである。三首脳がそろって笑っている写真、オバマ大統領を真ん中に日韓の両首脳が握手している写真もある
▼会談は、日韓関係の改善に向けオバマ大統領が仲介した。そういう前提があるので偶然のいたずらによる写真が妙にリアルに見えてしまう
▼実際の首脳会談は北朝鮮問題での連携を確認するなど、この写真ほど険悪ではなかっただろう。安倍首相の方から朴大統領に韓国語で語りかけたというのも、悪くない
▼「夫婦げんかは犬も食わぬ」は、浄瑠璃の「淀鯉出世滝徳(よどごいしゅっせのたきのぼり)」の「めおと争ひ犬くはぬ」からというが、英語でも「恋人同士のけんかに干渉するな」という常套句(じょうとうく)がある。夫婦げんかの仲裁人が苦労する落語の「厩(うまや)火事」ではあるまいし、オバマさんも気の毒で日韓の早期修復を期待したい。あんな写真を使わなくて済むように。
☆ 今日も花粉が飛んでいます。桜も開花し、プロ野球も今日が開幕です。広島東洋カープを応援しています。今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆