㈱興電舎商事 社員のブログ

社員のひとりごと

神話

2011-01-07 19:39:42 | 本の紹介
 前回 昭和天皇の本をご紹介しました。
TAMさんには興味を持って貰ったようで何よりでした。
しかし、宮崎県人は他県に比べたら もう少し天皇について
興味を持った方がいいかも知れません。
なぜなら・・・・
初代の天皇はこの宮崎から出ているのですから。
誰?って  そうです。神武天皇です。

 日本は先の戦争で負けたものですから、アメリカから偏った
教育を受けてここまで来たと言われています。
偏った教育とは
 1.地理を学んでいない。
   今の領土問題がそうです。日本人にはピンと来てませんが
   他の外国では地理、領土問題は大事な問題です。
 2.歴史を学んでいない。
   近代歴史も戦争に勝った国からいいように修正されて教えられて
   いると聞きました。日本の神話の話も何故かタブーとなったままです。
   しかし、自国のルーツとなる神話は大事なものではないのでしょうか。
 3.倫理・道徳を学んでいない。
   これは説明するまでもないでしょう。
   自由の名の下みんなが勝手に自分なりの常識を振り回してます。

 せっかく神話の国宮崎に住んでいるのですから少しは神話をかじってみると
面白いですよ。そう言う 私もそれほど詳しくはありませんが・・・。

この本は私が神話に興味を持つきっかけとなった本です。



非常にワクワクして読んだ記憶があります。
宮崎県人は読んだ方がいいと思いますよ。



そしてこれも読んでみました。
ちょっと難しいですけど。

と言う事で次は新しいカテゴリー 神話 を開きます。








ひもの結び方

2010-11-07 09:20:43 | 本の紹介
 今回紹介する本は 実用書と言うのでしょうか。ノウハウ本です。




 キャンプしているとよくヒモを結ぶ機会があります。
そこでこの本、買ってはみたのですが、やらないと直ぐに忘れてしまいます。
私のような えせアウトドア派は人前でサッとして見せるまでには至りません。
その都度、読み返しています。

 しかし、この巻き結びは普段でも使えます。従ってこれだけは憶えています。




何に使うかと言いますと・・・私はこの結びで古新聞の束を縛ります。
これを知らない時は新聞紙の束を縦横力一杯縛っても、持ち運ぶ時にゆるんで 
だらっとなるんです。
 しかし、この結びで縦横縛るとガッチリ締まって緩みません。
お陰で新聞出しは我が家の掃除の際の私の仕事の1つとなりました。
みなさんも 試してみて下さい。

 ところで、NHKの竜馬伝が終わった後、12月より「坂の上の雲」の
第2部が始まります。よろしかったらどうぞご覧ください。

昭和天皇(ちょっと 固いなぁ~)

2010-10-26 12:12:30 | 本の紹介
 この前、本屋さんへ行ったらすごくインパクトのある表紙が目につきました。
透明のビニールで包まれたこの本です。



 30年ほど前もビニールで包まれた本は出回っていました。
いわゆるビニ本って奴で、昔、本屋さんで買おうか買うまいか悩んだ経験は
どなたでもあるのではないでしょうか。(決めつけてはいけませんね)

 この本、実は漫画です。漫画ではありますが厚さ 約3cm、350ページ程の
それはそれは中身のある本です。
なかなか1度読んだだけでは全ての内容の理解するのは難しかったです。
ボチボチ読み直してみます。
 しかし、天皇を象徴として崇める日本人は素晴らしくその大本となる日本文化は
素晴らしいと思いました。勿論、天皇はすごい人です。懐の大きい人間です。

 先に紹介した『坂の上の雲』で明治人の気骨ある生き方に感激した私ですが
その根源はこんなところ、日本の文化にあるのでしょう。
よく分からない天皇制。この本で少しかじってみるのもいいのではないでしょうか。

坂の上の雲 その2

2010-09-06 12:35:04 | 本の紹介
 田村くん 頑張ってるんで 私も・・・と思ったのですが
何せ ネタがないもんで 前回の続きです。

 この本は、日露戦争を舞台に秋山兄弟を中心にして当時の日本人の
生きざまを表した小説です。
愛媛県松山生れで、陸軍大将、日露戦争時は日本騎兵第一旅団長
の秋山好古(よしふる)。
そして、その弟、海軍中将、日露戦争時は日本連合艦第一艦隊参謀の
秋山真之(さねゆき)。
また我が郷土が生んだ偉人小村寿太郎外務大臣も出てきます。

 全8巻、最初は快調に読んでいくのですが、途中でどうしても
ページが進みません。例の二百三高地で多くの日本兵が突撃しては 
次々と死んでいくシーンでは、辛くて1日1頁くらいしか進まない
時もありました。
 しかし、東郷平八郎率いる日本連合艦隊の日本海海戦のシーンでは
どんどんページが進んで行きます。

当時世界最強と言われたバルチック艦隊を、小さな島国の日本の艦隊が
破るのです。殆どの方が知っていると思いますが 以下の有名な電文は 
秋山真之が打電したものです。

『敵艦見ゆとの警報に接し、連合艦隊は直ちにに出動、これを撃滅せんとす。
 本日天気清朗なれども浪高し』

『皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ』

 日本海海戦は1905年5月27日、対馬沖での事です。
しかし、こんな事言えてる平和ってホントいいですね。

坂の上の雲

2010-06-17 12:09:32 | 本の紹介
 古いですが本の紹介です。司馬遼太郎『坂の上の雲』文春文庫全8巻です。

 この本との出会いには格別な想いがあります。
この本を読んだのは 2004年、今から6年前です。
本の帯を見ると、当時は2006年にNHKがドラマ化する と言う
話があったのでしょう。(実際は昨年 始まりました)
しかし、作者の司馬遼太郎が絶対映像化するな!と言っていた本らしいです。



 なぜ、この本を読んだのか。
それは10年程前、当時の会社の業界の研修で、中国大連へ行きました。
F電機、M電機さんの配電機器の工場見学と日本企業の見学でした。
2泊3日だったのですが半日 観光がありました。
そこで訪問したのが、二百三高地近辺です。
中国の軍港 旅順の近く、その頃は規制も緩和されていたそうで、割と近く
まで行けたみたいです。
 その二百三高地で中国のガイドさんから若干ですが、当時の戦争の話を聞き
ました。私の歴史観は学校のテスト用の知識しかなく、しかも近代の歴史は殆ど
無知でした。
 その激戦地に立った時、なぜかしら日本人として恥ずかしい気持ちになりました。
詳しい話は知らないけど、ここで100年程前、たった100年程前ですよ、
日本兵とロシアの兵士が戦い何万人と死んだところです。
 命をかけて戦った その兵士の気持ち、無念な気持ち、そこまで行かざるを得な
かった歴史的な意味も 知らずに私は ぼーっと生きていたんです。
 ほんと、恥ずかった。中国の人の方が良く知ってるんです。
その時、なぜかしら 日本に帰ったら『坂の上の雲』を読もうと思いました。
しかし、日本に帰ってきて、相変わらず 何の問題意識もなく数年過ぎました。
 ある時、福岡出張があり、その帰りのJR内での時間潰しの為に本屋へ立ち
寄った際にこの『坂の上の雲』を見つけたのでした。
2004年、日露戦争開戦の100年後でした。



夢をかなえるゾウ その2

2010-04-22 20:53:40 | 本の紹介
 前回の続き

 何かをしてあげようと言う立場を取るのが、結構苦手な人がいるのです。
なぜなら、その人は常に足りないものを数えている人なのです。あれが足りない、
これがない、こうなればいいのに、こうしてくれない。・・・と 「ちょうだい!
ちょうだい!」と手を差し出している人なんです。
自分自身が満たされていないのに、他人を満たしてあげる事なんか出来ないんで
す。
 しかし、考えてみて下さい。世の中我々よりもっと苦しい人々や不幸な出来事
を抱えて頑張っている人がいるんです。そういう方々からみれば、いかに我々が
幸せか。
 また、今 当たり前と思っている事が本当に当たり前なのか?この日本に生ま
れたから命の危険も考えず生活できるんだし、何と言っても、この空気があるか
ら息が出来て生きられるんです。なぜ、夜 外を出歩いても安全なんですか?
なぜ空気が減る事も無く存在するのですか?

 考え方を変える事が大事だと思います。
現状に感謝する事、当たり前ではなく、そう有る事が難い(かたい)と思う事。
そうです。有り難いと感じる事が大事だと思います。

ガネーシャがこう言うんです。


ガネーシャの言葉
【毎日、感謝する】
 『自分の中に足りんと感じてることがあって、そこを何かで埋めようとするん
 やのうて、自分は充分に満たされている、自分は幸せやから、他人の中に足り
 ないことを見つけ、そこに愛を注いでやる。この状態になってこそ、自分が欲
 しいと思っていた、お金や名声、それらのすべてが自然な形で手に入るんや。
  だって、そやろ?自分らは、お金も、名声も、地位も、名誉も、自分で手に
 入れる思てるかも分からんけど、ちゃうで。むしろ逆やで。お金は他人がお前
 にくれるもんやろ。名声は、他人がお前を認めたからくれるもんやろ。
 全部、他人がお前に与えてくれるもんなんや』

夢をかなえるゾウ

2010-04-15 21:04:26 | 本の紹介
 先日 ある本を読みました。今から3年ほど前に出た本で、当時少し記憶にありますが、
ふざけた題名だったので気にも止めませんでした。すでに読まれた方もいると思いますが
その本は『夢をかなえるゾウ』著者水野敬也氏です。



 ガネーシャという像の格好をした神様と主人公とのやり取りなのですが、関西弁を使う
このガネーシャが面白いんです。
 自分を変えたい、成功したい、お金持ちになりたいと願う主人公に対し、私の言う事を
実行すれば必ず成功すると色々なテーマーを出すこの話は、いわゆる自己啓発の本なの
ですが、説教がましくなく、ユーモアがあって すーっと入って行けます。
いくつもの教訓、教えがあるのですが、今日はその中から1つ2つ。

【靴をみがく】
 『ええか?自分が会社行く時も、営業で外回りする時も、自分がカラオケ行ってバカ
 騒ぎしている時も、靴はずっと気張って支えてくれとんのや。そういう自分を支えて
 くれてるもん大事にできんやつが成功するか、アホ!』

 言われてみるとそうですね。感謝の気持ちとその表現、行動が大事と言う事でしょうか。
 イチロー選手の野球道具の手入れの話や、職人の世界で一流の職人さんは道具を大事にする
 と言う話も聞きます。
 我々一流の営業マンを目指す者として、感謝を込めて手入れしている物ありますかね。



【人が欲しがっているものを先取りする】
 『つまり、こういうことが言えるわな。ビジネスの得意なやつは、人の欲を満たす
 ことが得意なやつ てな。稼ぎいうんは、どれだけ他人の欲を満たせとるとか、それ
 が数字にそのまま表れとるんや。人にはどんな欲があって、何を望んでいるか、その
 ことが見抜けるやつ、世の中の人たちが何を求めているかが分かるやつは、事業を
 始めてもうまくいく。
 上司の欲が分かっているやつはそれだけ早く出世する。せやろ?』

  『人はな、わざわざ○○が欲しい なんて教えてくれへんのや。人が何を欲しがって
 いるかをこっちが考えて、予想して、提案していかなあかんのや。人の欲を満たす、
 いうんはそれくらい難しいことなんやで。』


 言われてやるのは、当たり前、言われなくてもやるべき事をやれ!ちょっと意味が違うかも
 知れませんが昔親父に言われたのを思い出します。

 こうしたら喜んで貰えるかも知れない、こうしたら何かしら役に立つかも知れない、言われる前に
 そう思って行動出来たら素晴らしいと思います。
 前にも言いましたが、ギブ・アンド・テイク ではなく、ギブ・アンド・ギブ。
 常に何かをしてあげようという立場、これって大事だと思います。

 寝言じゃぁないですよ。独り言です。
 終わり。