おいちゃんの田舎暮らし日記

定年になって田舎で小さな小屋を作りながら暮らしています

ランマー修理

2011-06-01 23:26:30 | 機械いじり
本日も終日雨
 
雨は降るし腰は調子悪いし、家の中でごろごろと・・・
 
痔と花粉症と腰痛は誰も同情してくれない病気だとかテレビでやっていた、
また、今日から衣替え、環境省推進の「超クールビズ」だとかで、いろんなお役所の職員が
この超クールビズで出勤しているのを映していた。
半ズボンやアロハシャツなどで職場に、一方学校では長袖での登校をしている姿も、これは放射線から
守る為だとか、なんだか変な感じだ。
 
山の工事用にランマーが必要なのでヤフオクで探していたら、
エンジン不動ジャンクで大旭のVIBRA TV606 60Kgランマーと言うのが出ていたので
5000円で落札した。
ジャンク品なのでもしかするとただの鉄くずになるかも知れないがうまく修理できれば安上がりである。
 
送料は5800円で送って来た。
梱包を開けると見た目はまあまあだ。
 
エンジンが不動の多くの原因は点火系統かキャブレターだ、
スパークプラグを外して点火するかどうかリコイルを引いてみたが残念ながら点火していない。
だいたい想像通りだ、
 
 
                                        ベルトカバーを取り外し、プラグ取り外し
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エンジンカバー取り外し
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 フライホイールマグネット取り外し、このように中央のシャフトに金具を当てホイルのネジ部にボルトをねじ    込んで行きホイルを外側に引き出す、勿論プーラでも可能、最後はハンマーで軽くたたくとうまく外れた
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このタイプはまだ電子式ではなく機械式ポイントが使用されている、このプラスチックカバーの中にポイントがある
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ポイントの写真がないがポイントの状況は見た目にはきれいだった、と言うかほとんど摩耗していない様子だった。テスターでちょっとあたってみたがなんだかポイントの接触が良くないようだ、念のため#1500のサンドペーパーで磨いてみた。再度組み立てて、フライホイルを取り付けて手で回転してみるとプラグからわずかに点火している様子が見えた。原因はポイントの接触不良か?見た目にはきれいだが長らく使用していないとわずかなゴミなどでこのような事が起こるのかも知れません。
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右下に見えるのがカムに当たっているフエルトでここにオイルを数滴たらしておくとよい。
 
 
スパークプラグはNGKだとB4と言うタイプ、デンソーだとW14-Uが標準品だが、取り付けられていたのは
別品だった、左が正規品だが右側のネジリーチの長い違品が取り付けられていたので交換した。
最悪ピストンの頭に当たってしまう。
                                     ギヤ部分にオイルを追加してグリスアップも行う
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キャブレターは分解せずキャブクリーナーで外から清掃し、外部から取り外せる
ニードルなど洗浄した。
 
燃料タンクの内部も錆はなくきれいだった、タンクキャップのゴムシールと燃料コックのシールも硬化して
交換が必要だったがとりあえず代用品で間に合わせた、その他エアークリーナーのスポンジ部分も劣化
してぼろぼろだったがHCでフィルター用のスポンジを売っていたのでこれをうまく利用した。
 
25:1の混合ガソリンを入れて数回リコイルを引くとみごとエンジンがかかった!!!
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大旭 VIBRA]  TV606 ランマー
 
エンジン:ロビン EC10B
このEC10汎用エンジンはH16まで100万台以上製造されておりBとDタイプがあるようだ。
 
D:連続出力3PS4000RPM,最大出力4PSで5000RPM
B:1/2.5のギアータイプで連続3PS1600RPM、最大4PSで2000RPM
回転方向は出力軸側から見て左回転
 
このランマーについているエンジンはエンジン軸に遠心クラッチが付いておりエンジンの回転を
上げて行くとランマーがダダダと振動を始める。
 
ともかくこの間使用してみたが使えそうだ。あまりコストをかけなくて修理できて良かったと思っている。
60Kgでハンドリングも丁度良い。