おいちゃんの田舎暮らし日記

定年になって田舎で小さな小屋を作りながら暮らしています

海王丸

2011-06-19 23:39:20 | 日記
本日、岐阜北部~日本海側は天気良好
 
 
 
高速道路1000円の最終日で込み合うだろうと思ったが、かみさんが来たので富山に行くことにした。
師匠の海の家にもお伺いしようと思っていたが今日は富山には来ていないとのことで断念した。
 
富山新湊にある海王丸パークに行き海王丸を見学した。
航海訓練用の大型帆船として昭和5年に建造されたもので、約2200トン、定員168名と説明されている。
 
いや、近くで見ると素晴らしい~船内の各所も見学できた。
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帆船らしく、なんとこのロープのすごいこと、これをどうやって操るんだろう
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感心したのはデッキがチーク材で出来ており大型でも帆船の雰囲気がいっぱい出ている
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お昼はすぐ近くの「きっときと市場」の食堂でしらえびのかき揚げどん、海鮮どんぶりを
いただいた。
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さらに富山港まで行き「北前船 回船問屋の森家」という所を見学した。
北前船は江戸末期~明治30年ころまで利用されていたらしい、
この富山には当時20軒程の問屋があったらしいが今は文化財としてこの森家1軒のみが
残っていると言うことです。
 
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この森家の受付というかロビーの風景です、奥に見えているのが当時の和船です。
先の海王丸に比べたらもうおもちゃのようです(200トン位?)
やはり遭難事故も多くあったらしいです、船に積む重要書類やお金を入れる金庫は
桐箱でできており事故が起きても回収できるようになっていたとか、かならず持ち主に
戻ったということです。
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船と言えば、ヨットとか結構乗せてもらい、座礁してキールから浸水してきたり、接岸時に
エンジンのリバースが利かず岸壁に激突したりといろいろ体験させてもらった。
 
数年前グランドバンクス(36ft位?)という小さなシングルエンジンの船を沖縄の糸満から
宮崎まで航海するのに乗せてもらったことがある、台風の通過後でその余波だったと思うが
トカラ列島の東側を夜中に通過中にえらい目にあったのを思い出した。
操舵席から振り落とされるのである、この時だけはもう命はないと思った、自然には絶対
逆らえないと思った自然に生かされていると心から思った。
 
若者たちには海を体験させるべきだ、もういろんな説教は不要だ!
そよ風を受けて走るクルーザーに美女を乗せてワインを飲むだけが船ではない
 
とか思った一日でした。