荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

君の名は。の巻。

2016年11月13日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




ニッポン映画【君の名は。】を観て来ました。



僕はアニメというものに全く興味はないのですが、凄まじい人気振りを耳にしたので、観に行く気になったのです。

恐らく劇場でアニメを観るのは、生涯で最後かも知れません。

奮発して席は、プレミアボックスシートにしました。





1席2,800円、ふたりで5,600円也。



なかなか掛け心地は良いのですが、席と席の間にパーティションが設けてあり、同行者と会話し辛いのが難点です。

さて今作、配給はひとり勝ちの東宝でした。

なんと、興収200億円越えが、ほぼ確実だそう。

そうしますと、【ハウルの動く城】や【もののけ姫】を抜き、【千と千尋の神隠し】に次ぐ、邦画興収歴代2位に躍り出るとか。

いやぁ、ニッポンのアニメってホント凄いですねぇ。

全然、事前情報がなかったのですが、神木隆之介・長澤まさみ・市原悦子といったビッグネームが揃っており、更にビックリ。

他には、実際の街の風景が、忠実に映像化されていたのには関心しました。



なんとな~く、『大成建設のCMみたいだな』と思ったら、おんなじ監督作品でした。

主人公・立花瀧が就活で訪れていたゼネコンも【大成建設】っぽかったんで・・・。

新宿にあるスーパーゼネコンっていったら、【大成建設】しかありませんからね。



劇中、流れていた音楽は【BUMP OF CHICKEN】とかかな、と思ったら違いました。

【RADWIMPS】とかいうバンドです。

そういえば、オープニングで流れた【前前前世】は、さんざんFMで聴いております。





良い映画だとは思います。

ただ、時間軸がずれているなど、ところどころ分かり辛い箇所が多かったです。

ああいったテイストに、慣れているヒトには良いのでしょうが・・・。

僕には少々ファンタジー色が強かったかな。

僕には吉祥寺のヤンキー高校生が、ボコボコ殴り合うマンガがお似合いです・・・。



あ、でもちゃんと泣きましたよ。



『確かに泣くことは赦されているのだ。涙は激しい怒りを押し流す。涙は川の流れのように、心を通り抜ける』オウィディウス(古代ローマの詩人・BC43~17)

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吉祥寺の巻。