米国映画【食べて、祈って、恋をして】を観ました。
亭主と離婚し、新しいオトコともうまくいかないオバサンが、一念発起、自分探しの旅にレッツラゴー!って物語。
ニッポンでの劇場公開は2010年9月、主演は僕と同級生のジュリア・ロバーツ。
このヒトって、若く見えるのか老けて見えるのか、はたまた美人なのかそうでもないのか、が今ひとつ分かりません。
勿論、美人なんでしょうけどぉぉぉ。
いやぁ、オジサンには少々しんどい内容でした。
白人が演じているから何とか観られるものの、これがポン人だったら目も当てられませんぜ。
なんとな~く、中山美穂と向井理がパリ迄行って撮った愚作【新しい靴を買わなくちゃ】を思い出しました。
観てないけど。
さて、まず主人公はイタリアに住むんですな。
んで思ったのが、白人(米国人)が白人(イタリア人)と絡むのって、自然じゃないですか。
劇中、スウェーデン人も絡むし。
でも、コレがアジア人となると、話は変わって来ちゃうんですよねぇ。
ポン人が白人圏で製作しようとすると、途端に『お洒落に撮らなきゃ』ってなっちゃう。
アジア人の悲しい性ですな。
それにしても劇中、イタリア人をバカにし過ぎてないかな~。
イタリア人(というかラテン人)の言動を、デフォルメし過ぎてましたよ。
主人公のオバサンは1年かけて、イタリア・インド・バリをウロウロします。
みっつの国でヤりまくるのかなぁ、なんて思いましたが、さに非ず。
【俺の空】じゃないんだから。
タイトル通り、
食べて=イタリア
祈って=インド
恋をして=バリ
って事でした。
オバサンが各国でヤりまくる映画なんて、観たかありませんものね。
勿論、ハッピーエンド。
オトコともバリで、ちゃんとデキちゃう。
又、いちおう救いを求めて各国をウロウロしてた訳ですが、『救ってくれてありがとう。今度はワタシの番よ』と言わんばかりに、バリのヒトにお金を恵んじゃうんです。
なんだ?そりゃ。
米国の都市部で働くOLちゃんなんかが観たら、キュンとしちゃうんですかね。
ポン人OLも変わらねぇか・・・。
あ、あと、バリでデキちゃうオトコ役のハビエル・バルデムとかいう役者さん、どっかで観たなぁ、と思ったら【007 スカイフォール】で悪役やったヒトでした。
オレより歳下か~。
老けてるな~。
『旅行は寛容を教える』ベンジャミン・ディズレーリ(英国の政治家・1804~1881)
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