荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

食べて、祈って、恋をしての巻。

2016年11月17日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




米国映画【食べて、祈って、恋をして】を観ました。



亭主と離婚し、新しいオトコともうまくいかないオバサンが、一念発起、自分探しの旅にレッツラゴー!って物語。

ニッポンでの劇場公開は2010年9月、主演は僕と同級生のジュリア・ロバーツ。

このヒトって、若く見えるのか老けて見えるのか、はたまた美人なのかそうでもないのか、が今ひとつ分かりません。

勿論、美人なんでしょうけどぉぉぉ。



いやぁ、オジサンには少々しんどい内容でした。

白人が演じているから何とか観られるものの、これがポン人だったら目も当てられませんぜ。

なんとな~く、中山美穂と向井理がパリ迄行って撮った愚作【新しい靴を買わなくちゃ】を思い出しました。

観てないけど。

さて、まず主人公はイタリアに住むんですな。

んで思ったのが、白人(米国人)が白人(イタリア人)と絡むのって、自然じゃないですか。

劇中、スウェーデン人も絡むし。

でも、コレがアジア人となると、話は変わって来ちゃうんですよねぇ。

ポン人が白人圏で製作しようとすると、途端に『お洒落に撮らなきゃ』ってなっちゃう。

アジア人の悲しい性ですな。

それにしても劇中、イタリア人をバカにし過ぎてないかな~。

イタリア人(というかラテン人)の言動を、デフォルメし過ぎてましたよ。



主人公のオバサンは1年かけて、イタリア・インド・バリをウロウロします。

みっつの国でヤりまくるのかなぁ、なんて思いましたが、さに非ず。

【俺の空】じゃないんだから。

タイトル通り、

食べて=イタリア

祈って=インド

恋をして=バリ

って事でした。

オバサンが各国でヤりまくる映画なんて、観たかありませんものね。

勿論、ハッピーエンド。

オトコともバリで、ちゃんとデキちゃう。

又、いちおう救いを求めて各国をウロウロしてた訳ですが、『救ってくれてありがとう。今度はワタシの番よ』と言わんばかりに、バリのヒトにお金を恵んじゃうんです。

なんだ?そりゃ。



米国の都市部で働くOLちゃんなんかが観たら、キュンとしちゃうんですかね。

ポン人OLも変わらねぇか・・・。

あ、あと、バリでデキちゃうオトコ役のハビエル・バルデムとかいう役者さん、どっかで観たなぁ、と思ったら【007 スカイフォール】で悪役やったヒトでした。

オレより歳下か~。

老けてるな~。





『旅行は寛容を教える』ベンジャミン・ディズレーリ(英国の政治家・1804~1881)

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