心配事

子どもがお風呂に入りたい、という。
私はじんましんが出た関係で湯船に入るのは控えたいけれど
娘は湯船に入りたいし、入れたい。ああ、困るわ…。
娘だけ湯船に入れて、洗い場から見ていようとしたら嫌がられるし
断乳したから薬は構わず飲めるからいいが、こういうのは困るね。

で。
お風呂で体を洗っていたら、娘が私に「赤いの治ったねー♪」とにこにこ言ってきた。
かきむしって指のあとが思い切り残っていた私の体、ちゃんと見ていたのか。
そして心配してくれていたのか。かーちゃん、泣きそうだぜ。


寝るときの「ぎゅー」とか「大好き」とか
突然のほっぺにちゅーとか。
君が殿方だったら間違いなく惚れているね。

や、どっちにしても惚れているんだけどさ。
私も娘がだいすきー。

確かにヒーローだ。

子どもを寝かせつつ、洗濯を干したり食事を作ったり。
いつもの夜を過ごしてから、ふと疲れたな・・と感じる。

でも、私は知っている。
アンパンマンほどの働き者はそういない、と。
あいつ、すごいよ。顔の中身はあんこのくせに、パトロールやら何やらで
食事もとらずに無償奉仕、しかも、自らの意思で。すごいって。

ジャムやバタコがお茶を飲んで休憩していても、パトロール。
みんなが遊ぶぞ！とか張り切っていても、パトロール。
それでいて、バイキンマンの変装も見抜けないほど純粋なの。

あいつ、勝てないぜ。