12.24 小さなドラマ

仕事も途中のまま定時で上がり電車に乗り込む。
運良く空いていた席に座り電子書籍を開く、
とはいえ読むのは漫画だ。

途中の駅でカップルが乗り込み私の前に立った。
聞くつもりはないのに声が聞こえてくる。
まだ大学生なのか、くっついていたいお年頃なのだろう。
かわいいじゃないか。

男の「ケーキを買って帰るだけだ。」という声が
漫画を読みながらでも頭に入ってくる。
初々しいカップルの今夜は幸せだろうなと思った。
チキンを食べてシャンパン飲んでケーキも食べるのだろう。

それから十数分間電車に揺られた後、男だけが電車を降りた。
ケーキは女と食べる予定で買うつもりではなかったのか？
カップルではなかったのか？

私が降りる時も女は電車に乗っていた。
つい気になってしまい、女の顔を見てしまった。
目があってしまった。

特別若くも更けてもいない女性だった。
見るんじゃなかったな。

クリスマスイブ（平日）

世間では平日とか割と関係なく、クリスマスパーチーやったのね。多分。
我が家もそれなりに、という事で。すき焼き。肉は写真の３倍用意したｗ


夜、娘が言った。
「寝る前にお父さんとお母さんの部屋を確認したい。」と。
がさ入れですか！確認したいよね。
と思いつつも、人の部屋を見ないでください。と却下した。
娘の入浴中にスーツケースの中へ一応移動しておいた。

ただね、思うのよね。
娘が１人の時間なんてもっとあったのにさ
勝手に人の部屋を見る時間なんていくらでもあったのにさ。
そうしなかったのは立派なものだなーと思ったね。

私が子どもの頃、勝手に親の部屋のぞいてAV見つけたりね。
そういう、人間だったものだからさ。娘の方が人格は上だね。

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それでも半ばどころか、ほぼ確定的に信じていない。
だけど「🎅サンタは親」という確証もないから、何ともいえない。
そんな娘だけど、朝やっぱりうれしそうだった。