Opal・オパールやドイツ毛糸のお店「けいとや」の店長ブログ

Opal/オパール、Schoppel/ショッペル、Regia/レギア、addiのお店「けいとや」店長が綴るドイツ発ブログ

「けいとや広場」とは?

「けいとや広場」は、2014年2月2日にリニューアル・オープンいたしました。新しいサイトのアドレスは「けいとやひろば」になります。
このブログは「けいとや」店長のブログとして継続しますのでよろしくお願いいたします。

早くもOpal新作が追加されましたよ!!

2014年07月15日 | 各種情報

毎年、シーズン中にも、新作が追加発表されるOpal毛糸ですが、今シーズンは
早くも3シリーズが追加されました。

「けいとやひろば」に記事としてアップしましたので、ぜひご覧下さい。

こちらです↓↓↓

http://goo.gl/dTVCHX

どれもこれも、Opalならではの個性的な糸ですが、個人的に気になるのは、

"Traumhaftes Potpourri"

直訳すれば「幻想的なポプリ」ですが、遊園地、楽園など「夢」のような情景
をモチーフにして、ポプリを入れた小箱のように混ぜて散らばしたような色彩
と柄・・・

わくわくしませんか!?

YARN ALIVE - 霜平恵美子さんからのメッセージ

2014年01月06日 | 各種情報

こんにちは、

以前、このブログで東日本大震災の被災者を深遠する「YARN ALIVE」という
活動についてご紹介しました。

YARN ALIVE (東日本大震災 被災者の編み物教室)のご紹介

YARN ALIVE again

この「YARN ALIVE」を支援されている霜平恵美子さんからメッセージを
頂きましたのでご紹介します。


“暮れに、東北へ行ってきたのですが、まだ、ドイツや、けいとやさんの
関係で寄付の毛糸が来ています。

本当にありがとうございます。

まだまだ、復興には遠いですが、山が崩され、仮設の方々が、入る
アパート?を建設するための準備が、やっと動き出していました。

YARN ALIVE のある宮城県七ケ浜に1トン トラックが、何台あるんだろう
と、トラックしか走ってないほどです。でも、前へ、少しでも前へ進んで
います。

ありがとうございますm(_ _)m”


こんな拙いブログですが、少しでもお役に立てているのであれば嬉しいで
す。記事に呼応して毛糸や編み物グッズをお送りいただいた方、ありが
とうございました。

霜平さん、メッセージありがとうございました!また、何かニュースなど
がありましたらぜひお知らせください。

ではまた。

YARN ALIVE again

2013年09月25日 | 各種情報

こんにちは、

昨年末に、東日本大震災の被災者を深遠する「YARN ALIVE」という活動について
ご紹介しましたが、覚えていらっしゃいますでしょうか?

このブログで、余っている毛糸や道具などの寄付を募ったところ、大変多くの方
が賛同してくださり、たくさんの品物が集まりました。

クリスマスには、主催者のサーカさんから大変丁寧な直筆の礼状とクリスマス
カードを頂きました。

そして、一年後の今。

その活動に携わっている霜平恵美子さんから新たなイベントの案内を含むメッ
セージをいただきましたので以下に掲載いたします。

----------------------
東北の手編み展
YARN ALIVE x moco
----------------------

「何もすることがないと、震災のことばかり考えてしまうから」と、宮城県
七ヶ浜在住のアメリカ人女性テデイ・サーカさんが立ち上げた編み物教室

YARN ALIVE

声を掛け合い、助け合い、泣き、笑いながら仮設住宅の集会所で編み物教室は
動き続けています。

今では60人のメンバーが、楽しく編み物をしています。その教室で編んだ作品
を販売し、売り上げは、全てYARN ALIVE に還元致します。

mocoは、糸の紡ぎ屋で、震災後YARN ALIVEに手紡ぎ糸や、皆様からお預かりし
た糸を送っています。mocoの手紡ぎ糸も販売致します。

東北の手編み展 YARN ALIVE x moco イベントを開催しますので、よろしかった
是非お立ち寄り下さい。

日時: 11/5(火)~11/9(土) 10:00~18:00

場所: 隠れ家ギャラリー「えん」
    名古屋市南区呼続1-10-23 電話番号:052-822-7088

お問合わせ: 080-3072-7995 10:00~15:00 (霜平 )


また、毛糸(新品)、編み物道具(中古可)などがありましたら、ぜひYARN ALIVE
までお送りください。

〒985-0803
宮城県宮城郡七ヶ浜町花渕浜 TBC36
YARN ALIVE

ニットカフェ(横浜)とワークショップ(大阪)のご案内

2013年09月11日 | 各種情報

こんにちは、

いやー、今年のドイツの夏の終わり方ときたら唐突すぎて、夏を
懐かしむ間もありませんでしたよ。

先週中ごろに30度を越す最高気温を記録した直後の週末、なんと
最低気温が11度、最高気温も16度・・・

ひえ~~ ってギャグじゃありませんって(笑

火曜日の午前中に街中まで出かけたんですが、皆さんコートに毛糸
の帽子、そしてマフラーを首に巻いてうつむき加減に闊歩してるん
ですよ

ヲイヲイ、おまいら、それりゃーいくらなんでも、、、、

いや、長袖ポロシャツにベスト姿のわたくし、普通に寒すぎました orz

あーあ、先週まで、Tシャツ一枚で出かけていたのに(涙


さてさて、

この夏のオフ会以来、皆様から催し事のご案内をお知らせ頂いたり、
当方からお尋ねしたりすることが多くなってきました。

遠く離れたオンラインショップですので、こういったリアルなイ
ベントを皆様にお知らせできるのは、ほんとうに喜ばしいことです。

今回は、日本の東西二つのイベントをお知らせしちゃいま~す。



まずは、前回、輪針初心者さん向けレッスンを企画された、横浜
の「ハートインハンド」さんが開催するニットカフェのご案内です。


***************************

OPAL大好きさんのニットカフェ開催

開催日: 9月29日(日)
時間:13:00~15:00

ワンドリンク&お菓子付き1人/500円

皆さんのステキな作品を持ち寄ってお茶を飲みながら
楽しい編み物の時間を過ごしてみませんか?
お友達とご一緒にぜひお越し下さいね!

OPALの毛糸も取りそろえております。
気軽にお問い合わせ下さいね 
またニットの委託販売も承ります気軽にお聞き下さい。

参加を予定されている方は
前もってご連絡をお願いいたします。


詳細は、こちらのブログ記事をご覧ください。

ご連絡は、こちらのフォームから直接「ハートインハンド」さんへ
ご連絡ください。

***************************



そして、お次は、大阪は土佐堀で開催されるワークショップの
ご案内です。

***************************

大阪・土佐堀にあるプリヤメーラさんでワークショップを
します。

以前に紹介した「星の王子さま」の挿絵をイメージして作
られたカラフルで可愛い毛糸でリストウォーマーを編みま
すよ。

セミプライベート形式だから、わからない所もすぐにフォ
ローできますので初心者の方も安心してご参加いただけます。

1DAYワークショップにつき、編めるところまでとなりますが、
ご自宅で完成できるようにわかりやすいテキストもご用意
しました。

表編みをぐるぐる編むだけで、可愛い模様がどんどん出て
くる楽しい毛糸なので編む手が止まらなくなるかもです。笑


  facebookのイベントページでも随時更新中☆

そして、今回はほぐしヨーガ付き!

(みなさ~ん、↑↑↑↑ ここ注目です。編み物の後になんと
「ヨーガ」がついてくるそうです!!! コメント by けいとや)


  ☆2013年9月28日 13:00~15:00
  ☆料金:7,500円(税込)編み物、キット、ヨーガを含む
  ☆キット内容:『星の王子さま』毛糸、ドイツ製輪針、編み図
  ※4色の中からご予約時にお選びいただきます。
  ☆持ち物:とじ針(ご用意もできます。別途300円)
  ☆申込み:ranjani@priyamela.com 06-7503-5059

詳細は、こちらのブログ記事をご覧ください。

ご連絡は、上記のメールアドレスまたは電話番号へ直接ご連絡ください。

***************************


何れも個性的な企画で、めちゃめちゃ楽しそうですね。

Opalや輪針関連のイベントは、まだまだ少ないかとは思いますが、
もしみなさんの周りで、そのようなイベントがありましたら、ぜひ
ご紹介してくださいね。


それでは、また。


輪針レッスンのご案内

2013年09月08日 | 各種情報

こんにちは、けいとや店長です。

夏休み明けの久しぶりの更新となりました。

みなさまにおかれましては、楽しい夏休みを過ごされたと思います。

わたしですか? えーっと・・・
まあいろいろと言えない事もありまして(爆

さてさて、先日、日本での「けいとや オフ会」のご報告記事をブログ
にアップいたしましたが、その記事中に、


輪針は知っているけど使い方が難しそう・・・


という思いをされている方が少なからずいらっしゃる、ということが
書かれています。

長い輪針一本であらゆるサイズが編めてしまったり、はては左右の靴下
を同時に編むことができたり・・・

輪針いーっぽん、さらしにまい~~てぇ~~♪ (古っ)

一本の輪針であんなことや、さらにはこんなことができてしまうんです!

ということを、どうやってみなさまにお伝えするか常日頃からあれやこ
れやと思案しておりました。過去には、このブログでもこんな記事を書
いたこともありました。

「マジックループ」で輪針編みワールドが広がります!

今回のオフ会の記事でも、輪針初心者さん向けに使い方を教えていただ
けるような企画を募集しています。と書いたところ・・・

なんと!その日のうちに、

横浜の「ハートインハンド」さんが企画してレッスンの情報を送ってく
ださいました!!!

以下、初心者向け輪針レッスンのご案内です。


=====================================================================


   「輪針初めてさん対象のレッスン」

   Opalの毛糸を使っての輪針の使い方をレッスンします。

   *輪針初めての方
   *見たことがあるけど使ったことがない
   *持っているけど使い方が分からない など・・・

   初めての方でも編み物がとっても楽しくなっちゃう不思議な毛
   糸Opalで可愛いミニ巾着を編んでみましょう

   開催日: 9月11日  13:00~15:00
   参加費: 1600円 (ワンドリンク付き)
   場所:  神奈川県横浜市戸塚区
        「ハートインハンド」

   材料&道具: お持ちの物をご持参頂いてもOK
          毛糸・針の販売もございます。

   詳細は下記をご覧ください。
   http://ameblo.jp/rumicchi2010/entry-11563935466.html

=====================================================================

また、「ハートインハンド」さんでは、近くOpal大好きさんの
ニットカフェも計画中だそうです。

お近くの方は是非 「ハートインハンド」さんにお問い合わてみては
いかがでしょうか?


> ハートインハンドさん、

早速の企画、ありがとうございました!


ニットカフェなどを主催されている方で、このような輪針の使い方を
ご指導いただけるようでしたら、ぜひお知らせください!

このブログやメルマガで告知いたします。



みんなで広げよう輪針の輪



お後がよろしいようで。

【けいとや】オフ会 in Japan 2013 のご報告

2013年09月04日 | 各種情報
会場は代官山にあるおしゃれなガラス張りのカフェ「カフェ・クラッセ代官山」。
ここは道路を挟んだ「クラッセ代官山」のワークショップ会場としても利用できます。
今回はこちらをお借りして【けいとや】オフ会 in Japan 2013を開催することにしました。





持参したサンプル用の毛糸は【けいとや】で現在扱っているオパールとショッペルの毛糸各1玉(かせ)ずつでしたが、まとめてみると200個近くになり、ダンボール2箱がいっぱいになりました。
皆様とオパールについてや編み物談義に花を咲かせたいという思いとともに、日頃、お手にとって見ていただけないネットショップの商品を実際に見ていただくことも実現できました。

突然の開催決定で、全種類の編み地やサンプルがご用意できなかったのが残念でしたが、皆様から「直接毛糸を見て、触って、益々オパールのファンになりました」とのご感想をいただきました。
この春から扱い始めたショッペルもやはり実際にお手に取っていただいて、糸の発色、風合い、太さを実感していただけたと思います。




【オフ会 第1日目】参加人数 16名

皆さん暑い中、遠方は静岡や山梨、仙台からもご参加いただいて感無量の一日でした。
参加人数が多かったため、机の上に置いたサンプル品を囲んでほとんど立ったままの開催となりましたが、皆さんとのオパール談義は尽きることが無く、お客様同士も昔からのお知り合い同士のようにお話が弾んでいた様子でした。

オパールで作った靴下やカーディガン、帽子などの作品を披露してくださったり、撮りためている画像を見せていただいたり、はたまた素敵な写真集風に作品集を作っていらっしゃる方がいらっしゃったり、とても参考になりました。

 






【オフ会 第2日目】参加人数 11名

当初の予定では5名ほどの参加予定者だったのですが、終了時間までには10人を超えました。
今回はサンプルを展示したテーブルの周囲をぐるりと囲んだ形で、皆様と座ってじっくりお話しすることが出来ました。

たまたま同じ糸で編んだ靴下を一人の方は編み上げたばかり、もうお一人の方は1年前に編んで、何度も洗濯をした状態のものを持ってきてくださっていて、「使用前」「使用後」の二つを一緒に撮影させてもらいました。


(画像中央が編み立て、右が何度もお洗濯を繰り返したものです。)

洗濯を繰り返したものも、多少色落ちはしていますが、その風合いはとてもいい感じになっていて、「私はこちらの色合いの方が好みだわ。」とおっしゃる方もいらっしゃいました。

また、「他の毛糸で靴下を編むとかかとが擦り切れてきたり、毛玉が出来てしまうが、オパールの糸はなぜ丈夫か?」とのご質問がありました。

これは、おそらくドイツでは歴史的に羊毛製品を一年中日常で使用(夏でも朝晩は10度以下になることもあるので)しますから、靴下用の毛糸の耐久性は最低条件で、しかもドイツの洗濯機はお湯(40,60,100度)で洗うのが一般的なため、(日照時間が少ないので、洗濯物の滅菌処理に熱湯を使ったことが起源のようです)その高温にも耐え、縮まない毛糸の配合率が採用されていると考えられます。
皆さんドイツの洗濯機はお湯で洗うと聞いてかなりビックリされていました。








(ワンちゃん用のお洋服。ポケットも付いていました♪)

今回皆さん素敵な作品をお持ちいただいていましたが、当日お持ちになっていらっしゃらなかった作品も、後日【けいとや】広場へご投稿していただけることをお約束いただきました。

同じオパールの糸を使って靴下を編んだ場合でも、それぞれのご使用になっている針の号数が違ったことも大変興味深く感じました。

また、皆さんがおっしゃっていたのが、次回も是非オフ会を開催して欲しいとのご要望をいただきました。
当日はお友達とご一緒に2人、3人でいらっしゃった方も居られましたが、大半の方は身近に編み物やオパール談義をする方がいらっしゃらないとのことで、こうしたお客様同士の横のつながりをオパール、【けいとや】を通してご提案できることはないだろうかと考えさせられました。

さらに、輪針1本でマジックループという技を使えば、大きなものも小さなものも、さらに輪編みだけではなくて平編みも出来るとお勧めしても、「難しそうで・・・」と躊躇される方が多いことにも気付きました。

そこでお教室ではないけれど、お互いに教えたり、教えあったりできるニットカフェ形式で「輪針で作る靴下にみんなで挑戦!」なんて催しを企画していただける方、日本全国で大募集です。
詳細をご連絡いただければ、【けいとや】のブログ等でもご紹介させていただきたいと思っています。


それでは、この度のオフ会にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
皆さんとお会いできて本当に沢山のパワーをいただきました。
【けいとや】のオフ会も、これから日本全国で、そして回を重ねられるように頑張っていきたいと思っています。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

【けいとや】 細野たみこ



Opal毛糸のラベルと読む「星の王子さま」(追記)

2013年07月05日 | 各種情報

ブログ記事「Opal毛糸のラベルと読む『星の王子さま』」につきまして

「けいとや」のショップページ下部に、ブログの最新記事を表示しています
が、表示やリンクの一部が正しく機能していないようですので、記事全文
を正しくご覧頂くには、ブログのオリジナル記事をご参照いただきますよ
うお願いいたします。

当該記事、「Opal毛糸のラベルと読む『星の王子さま』」はこのリンクをク
リックして頂くと新しいウインドウで開きます。

大変お手数をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。

けいとや店長 細野淳一

Opal毛糸のラベルと読む「星の王子さま」

2013年07月05日 | 各種情報
Opalブランドで知られるドイツのTUTTO社が、2013/14年シーズンの新作
毛糸第一弾として、名作「星の王子さま」をモチーフにした靴下用毛糸
(全8種類)を発表しました。


「星の王子さま」の名シーンをモチーフにした各毛糸のラベル(帯)も趣向
を凝らしてあり、そのシーンでの名台詞や挿絵を印刷した特別仕様となっ
ています。


「けいとや」では、「星の王子さま」のストーリーを追いながら、毛糸のラベル
にドイツ語で書かれた文章を、日本語の文章に置き換えて、ここにご紹介
いたします。



青い字で書かれている文章が、Opal毛糸の新作第一弾「Der kleine Prinz/
星の王子さま」のラベルの絵に添えて書かれているドイツ語文章に対応す
る岩波少年文庫版での文章となります。


同毛糸の販売は2013年7月上旬を予定しております(7月5日現在)。




星の王子さま

ゾウを飲み込んだうわばみ(大蛇)の絵を描いて見せても、まったく理解
しようとしない大人たちにがっかりした「ぼく」は、絵描きになることを止め
て、しかたなしに飛行機の操縦士になることにしました。



「6歳の『ぼく』が書いたゾウを飲み込んだうわばみの中身」(何故か向きが本とは逆・・・)


そんな「ぼく」がたったひとりで操縦していた飛行機が、サハラ砂漠に不時
着してしまいます。次の朝、小さな声に気が付いて目をさますと、その声は、
「ね・・・ヒツジの絵をかいて!」と言っています。おどろいて辺りを見回すと、
とっても変わった「ぼっちゃん」が「ぼく」を見ていました。



「『ぼっちゃんにせがまれて描いたヒツジの絵』」右下の二匹は、ぼっちゃんに描き直しを言わ
れてしまった「病気のヒツジ」さらには、このヒツジもぼっちゃんは気に入りません。頭にきた
「ぼく」は箱の絵を描いて、「ヒツジはその中にいる」と言うと、ぼっちゃんはそれをとっても
気に入ってしまいます。


こうして「ぼく」は王子さまと知りあいになりましたが、王子さまとは、6年前
に別れなくてはなりませんでした。「ぼく」は友達になった王子さまを忘れ
ないために、王子さまのことを書くことにしました。そして、6歳の時に止め
てしまった絵も添えることにしました。



「ぼく」はその話をこんなふうに話しはじめたかったのです。

「むかし、むかし、ひとりの王子さまがおりました。その王子さまは、じぶん
より、ほんのちょっと大きい星を家にしていました。そしてお友だちをひとり、
ほしがっていらっしゃいました」



ラベルの画像をクリックすると毛糸の画像に飛びます。


友達になった王子さまとの回想が始まります。

「ぼく」は毎日王子さまと話しているうちに、王子さまの星のことや、地球へ
到着するまでの旅のことなどを知るようになります。そして、王子さまが自
分の星に、大切な大切な一輪の花を残してきたことも知るのでした。



「ぼく」は王子さまが自分の星を出発する場面を話しはじめます。

「渡り鳥たちが、ほかの星に移り住むのを見た王子さまは、いいおりだと
思って、ふるさとの星をあとにしたのだとぼくは思います」



ラベルの画像をクリックすると毛糸の画像に飛びます。



旅立った王子さまは、4つの星を見物して、4人の「ばかばかしい」大人た
ちと会います。そして、5番目の星に着くと、そこは街燈と点燈夫しかいら
れないような小さな星で、街燈や点燈夫がどんな役目をするのかは分か
りませんでしたが、それでもこう思います。



「街燈に火をつけるのは、星を一つ、よけいにキラキラさせるようなものだ。
でなかったら、花を一つ、ぽっかりとさかせるようなものだ」



ラベルの画像をクリックすると毛糸の画像に飛びます。



王子さまは6番目の星に着きます。その星には他の星から来た「探検家」
の話を聞く「地理学者」が住んでいました。早速、王子さまは自分の星は小
さな星で火山が3つあることを話します。そして、「花も一つあるんです」と
言うと、「地理学者」は、

「花っていうものは、はかないものなんだからね」と言いました。



ラベルの画像をクリックすると毛糸の画像に飛びます。


「はかない」という言葉の意味を知った王子さまは、自分の星にひとりぼっ
ちで残してきた花のことを考えながら地球へと向かいます。


王子さまが着いたのは、だれもいないアフリカの砂漠でした。そこで、初め
て合ったのは一匹のヘビでした。ヘビに花といざこざを起こしてここへきた
事を告げて話していると、ヘビは、自分が人を運ぶ事に関しては船にもか
なわないと言うと、王子さまの足首に巻きつきました。そして、こう言います。

「おれがさわったやつぁ、そいつが出てきた地面にもどしてやるんだ」
「だけど、あんたは、むじゃきな人で、おまけに、星からやってきたんだか
ら・・・・・・」


そして、王子さまが、自分の星が懐かしくなって帰りたくなったら助けてや
ると、なぞのような言葉を残します。


長いこと歩いていくと、バラが咲き誇る庭に着きました。その花は自分が
残してきた花に似ていましたが、遠くに残してきた花は、

自分のような花は世界のどこにもない、と言ったものでしたが、それだの
に、どうでしょう。見るとたった一つの庭に、そっくりそのままの花が、5千
ほどもあるのです。



ラベルの画像をクリックすると毛糸の画像に飛びます。


この世にたった一つの花を持っているつもりだったのに、じつは、なんの
変哲もない花を一つ持っているだけだったことを思い、王子さまは泣き出
してしまいます。

そこに、一匹のキツネがあらわれます。

気落ちしていた王子さまは、賢いキツネから様々な話を聞いているうち、
すっかりキツネと仲良くなりましたが、別れも刻々と近づいてきます。

キツネは王子さまに、もう一度、あのバラの庭に行くことを勧めます。
行けば、王子さまのバラが世の中に一つしかないということが分かると
言うのです。そして、戻ってきたら秘密の贈り物をするとも言いました。

バラの庭に行った王子さまは、キツネの言うとおり、自分のバラがたった
一つのバラであることが分かりました。たとえ、咲き誇った5千の花があ
ろうと、ただ咲いているだけで、だれも仲良くしようとはせず、だれとも仲
良くしようともしなかったバラに対して、王子さまの花は、王子さまが色々
と世話をして大切に育ててきた花だったからです。


キツネのところに戻り、キツネとさよならの挨拶を交わした後、キツネが
こう言いました。

「さっきの秘密をいおうかね。なに、なんでもないことだよ。心で見なくちゃ、
ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」



ラベルの画像をクリックすると毛糸の画像に飛びます。


キツネはさらにこう続けます。「人間っていうものは、このたいせつなことを
忘れてるんだよ。だけど、あんたは、このことを忘れちゃいけない。めんど
うをみたあいてには、いつまでも責任があるんだ。まもらなけりゃならない
んだよ、バラの花との約束をね・・・」

「ぼく」の飛行機が、砂漠の中で故障してから8日が経ちました。飲み水が
無くなった「ぼく」と王子さまは井戸を探しに出かけることにしました。そして
とうとう井戸を発見するのでした。


綱に手をかけて、井戸の車を動かすと、車がうめくようにひびきます。そこ
で王子さまはこんなことを言いました。

「ほら、この井戸が目をさまして歌ってるよ・・・」



ラベルの画像をクリックすると毛糸の画像に飛びます。


王子さまに代わって「ぼくが」水を汲んであげると、王子さまはその水を欲し
がります。「ぼく」が飲ましてあげると、王子さまは、ごちそうを食べるように
水を美味しそうに飲むのでした。けして、喉が渇いていたからではありませ
ん。その水は、長い間探し回り「ぼく」が苦労して汲み上げた水だったから
です。

地球の人々が何が欲しいのか分からずにいることに対して、王子さまは、
「さがしているものは、たった一つのバラの花のなかにだって、少しの水に
だって、あるんだがな・・・」と言うと、「ぼく」も「そうだとも」と答えます。

ある日、「ぼく」が飛行機の修理に行って帰ってくると、王子さまが石垣の
上に座っているのが見えます。近づいてみると、誰かと話しているようで、
話し声が聞こえてきます。


王子さまは、ヘビと話していました。そして、石垣から下りてきた王子さま
は、なぜか、「ぼく」の飛行機の修理が終わったことを知っていて、自分も
今日、家に帰ることを「ぼく」に告げるのでした・・・


(このラベルの絵に添えられている言葉は、ヘビが王子さまと初めて合ったときに言った
言葉
です。)


ラベルの画像をクリックすると毛糸の画像に飛びます。



さて、いかがでしたでしょうか?

これからエンディングストーリーが始まるのですが、ここから先だけでなく、
全編を通してぜひ本でお読みすることをお勧めしたいため、ここで要約を終
えたいと思います。





「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずに
いるおとなは、いくらもいない。)」(筆者献辞より)





「星の王子さま」 岩波少年文庫


出典:サン=テグジュペリ作 内藤濯訳 『星の王子さま』 岩波書店 2012年11月15日発行





Opal Der kleine Prinz/星の王子さま 全8種類



Opal Der kleine Prinz/星の王子さま 色番: 7764



本文へ戻る




Opal Der kleine Prinz/星の王子さま 色番: 7763



本文へ戻る




Opal Der kleine Prinz/星の王子さま 色番: 7760



本文へ戻る




Opal Der kleine Prinz/星の王子さま 色番: 7767



本文へ戻る




Opal Der kleine Prinz/星の王子さま 色番: 7761



本文へ戻る




Opal Der kleine Prinz/星の王子さま 色番: 7762



本文へ戻る




Opal Der kleine Prinz/星の王子さま 色番: 7766



本文へ戻る




Opal Der kleine Prinz/星の王子さま 色番: 7765



本文へ戻る

「けいとやが選ぶ編み物ブログベスト7」!!

2013年07月03日 | 各種情報

こんにちは、

けいとやもちょくちょくチェックしているのが、日本のニッター
さんのブログの記事。

なんと言っても、情報の新鮮さは抜群の上、ものすごーくために
なる情報が何気に書かれていたりします。

日本から9千キロも離れたここドイツで日本のニット事情を知る
ことができるのは、こうしたブロガーさんのおかげです。

(*´∀`)ノ ありがとぅ♪

ということで、「けいとや」が選ぶ編み物ブログベスト7」を
発表しちゃいます。


【ご注意】

順不同です。

有名なブログでも大人の事情でご紹介できないブログもあります
が、どうぞお察しくださいませ。

セレクションにはけいとやのバイアスが掛かってます(笑)ことを
ご了解の上お楽しみください。


それでは、いきま~す。

ゆっきーのなんやかんや

編み物、縫い物、刺繍、etc. 多才なゆっきーさんが創られた
素敵な作品が満載されたブログです。

作品も、その着姿の写真もセンス抜群!!素敵です。

愛娘のはっちさんとの日常生活の話題もとっても楽しいです。

Opalの作品を集めためちゃめちゃ綺麗な写真ギャラリーもあります。
左の下の方です。

志乃’s スローライフ通信

志乃さんも大変多才なお方です。2013年7月3日の記事は
「ついに・・・・『木工』にまで手を出す!の巻~(^^;)」

タイトルを見てwww

が、、、凄すぎです。「素人はだし」とはこのことです。
Opal作品もたくさんありますよ~

ふわっと。

けいとやスタッフを絶句させた「ギャラリー」の作品の数々、
詳細な「編み方や編み図」の数々、そして「編み物の考察」まで、
いや「まで」ではなくまだまだあります。

このコンテンツが無料?!!!! 信じられません。

「*このブログについて*」に書かれていますように、不定期更新な
ので、最近、更新はされていませんが、きっとシーズン到来ととも
にまた記事がアップされるのですないかと期待しています。

ぼちぼち編みます~ちょこままの部屋~

最近、ブログを始めたちょこままさんですが、素敵なショールの
数々には目を見張るばかりです。

ラベリーのKALにも参加して作品を作られています。

これ、お仕事ではなくてご趣味のようなのですが、世の中にはとん
でもない人がいらっしゃいます。

お仕事をお持ちで、子育てもされているらしいです (;・∀・) ナン! (; ∀・)・ デス!! (; ∀ )・・ トー!!!

amimono note

inaさんもブログを4月から始められたようですが、一つの作品を編
み上げるまでの過程を、試行錯誤を交えながら紹介するという、と
ても親しみやすく、ためになるブログの記事が続々更新されています。

読みながら、思わず「うんうん」肯いている自分に気が付きますw

ライブ感のある文章が素晴らしいです!昨日の夜、全記事を読んで
いたので寝不足になっちゃったw

ちゃんポンBOX

「南の島」から発信中!

去年の10月、ドイツの気温が4度だったときに、かの「南の島」では
室温が28度を超えていたと・・・コメントでやり取りしたことが
ありました。

手芸関係や趣味の「BOX」があって、それぞれに記事満載です。

「ニットBOX」の記事の最後には、

2013年 消化糸累計 601g 

な~んてあって、思わず笑みがこぼれちゃいます。

J*の手しごと

かなりの更新頻度なので、過去に遡ると数百もの記事がありますが、
とってもしっかりした構成で、読みやすい文章を書かれています。

作品の編み方も、鮮明な写真と明快な文章で紹介されています。

記事が多いので、ブログの検索窓を使ってキーワードで検索すると
お探しの記事が見つかると思います。

手芸データーベースです!


【番外編】

Opal/Schoppel毛糸編み物作品集「けいとや広場」と店長の雑記

テヘヘッ(*゜ー゜)>.

ベスト7、斜め読みでもぜーんぶ読んでいると眠れなくなります。
実際、昨晩徹夜してしまった人がコレを書いてたりしますww


それでは皆様、お楽しみください。

YARN ALIVE (東日本大震災 被災者の編み物教室)のご紹介

2012年12月06日 | 各種情報

こんにちは、

「けいとや」は、日本から遠く離れたドイツで運営しているのですが、
日々本当に多くのお客様から様々な情報やご意見をいただき、皆様との
つながりを実感しています。

先日も、お客様よりこの記事のタイトルにある「YARN ALIVE」という活
動についてご紹介頂きました。

以下、ご紹介頂きました霜平恵美子さんからのメッセージを皆様にお伝
えしたいと思います。

「YARN ALIVE」のホームページは http://yarnalive.wordpress.com/ です。


------------------------(引用開始)------------------------------
YARN ALIVE (東日本大震災 被災者の編み物教室)

「何もすることがないと、震災の事ばかりを考えてしまうから」
と、宮城県在住のアメリカ人女性 テディ サーカさんが立ち上げた
編み物教室。

仮設住宅の集会所で、辛い思いを持った 知らない人同士の集まりでした。

それでも、彼女たちが、初めに編んだものは、もっと被害の大きかった
気仙沼の人たちに贈るためのブランケットでした。

週 1回集まるうち、メンバーは、次第に打ち解け、教室のない日も毎日
会うようになりました。

編み物教室で習ったことを、家に持ち帰り 夜遅くまで編みます。

サーカさんから宿題として出された作品を、東京、名古屋などのボラン
ティアグループを通して販売することもあります。

今では、笑いの絶えない教室です。
もちろん、家に帰れば、色々な思いはあります。
しかし、とても前向きです。

どうかYARN ALIVEに、毛糸、その他 手芸用品を、送って下さい。

残りの毛糸、不揃いの毛糸、箪笥の中で眠っている毛糸、など、少なく
ても構いません。

よろしくお願い致します。

〒985-0803
宮城県宮城郡七ヶ浜町花渕浜TBC36
YARN ALIVE


霜平 恵美子

(名古屋からYARN ALIVEを支援しております)
------------------------(引用終了)------------------------------


「けいとや」を運営するDoitsuya GbRではこれまでにも義捐金を募るなど
震災支援を行ってきましたが、経済的支援とは別にこのような形の支援を
も微力ながらバックアップできたらと思います。

「YARN ALIVE」は英語のページなのですが、すばらしい作品が満載ですよ!
http://yarnalive.wordpress.com/

そして何より、写真に写った人々の笑顔がとっても素敵なんです。

編み物が人の心を豊かにすることは皆様がきっと良くご存知だと思います。

余っている毛糸って意外にあるんじゃないかなぁ~~

ほんのちょっとだけ手間をかけて送ってみませんか?