Opal・オパールやドイツ毛糸のお店「けいとや」の店長ブログ

Opal/オパール、Schoppel/ショッペル、Regia/レギア、addiのお店「けいとや」店長が綴るドイツ発ブログ

ドイツ流分担

2012年10月24日 | けいとや店長の雑記

こんにちは、

前回の更新で愚痴った半断水状態が解消しました。

その顛末を起承転結で簡単にまとめてみました。

【起】

玄関前の歩道にぽっかりと大きな穴が掘られる。ピンポーンとチャイム
の音「30分間は水を使わないでくれ」と作業員。念のため二時間ほど待
ったが、その間に穴は埋められる。

【承】

蛇口を捻るも水がチロチロとしか出ないことに気付く。翌日、敷石を元
通りにするためやってきた作業員に事情を説明すると、水道局に電話を
して状況を説明してくれた。ありがたい。

【転】

夕方遅く水道局から技術者来る。水道管を見てちょっと作業して「水道
局の仕事ではないので帰ります」えっ?



こういうことらしい。

水道管を見ると、こんなテープが。左側の「Stadtwerke」が水道局側、
そして、右側が「あなたのお家」側という意味らしい。

右側の問題を解決すべく(というか右でも左でも水が出てくれさえすれば
良いのだけれど)、24時間緊急作業を専門とする水道工事屋さんに出動を
依頼するも「水道局の工事が原因なんだから水道局に頼んだら?当方で
は請け負えません」えっ?


(それからの事の顛末はあまりにも複雑すぎて省略・・・)


【結】

結局、翌日、水道工事屋さんを早朝から待ってお昼にようやく復旧。

原因は、フィルターの詰まり。つまり(ギャグではありませんよー)、水道
局が行った工事で水道水に大量の土砂が流れ込んだことが原因。

【あとがき】

ドイツのこういう仕事に対する割り切り方が、良い製品やサービスを生
む土壌でもあるんです(たぶん)。

「けいとや」は、こんな文化の違いを吸収する橋渡しになれたらな、と
思っています。

な!んて、上手くまとめたつもりで格好良いこと言い過ぎだわな。


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