勝山句会 於:坂本公民館 平成29年8月21日19:30~
表紙の鶏頭の写真は松山市中野町(久谷地区重信川の南側)通信さん撮影の1枚。
通信さん編集の句集「つるき」 8月号のテーマは「秋うらゝ」
(そして通信さんが表紙で紹介している句は…)
石田波郷・・・愛媛県出身の俳人 1913年(大正2年)~1969年(昭和44年) 水原秋桜子に師事「人間探求派』と呼ばれた。
通信さんによる【表紙解】を紹介
季語(鶏頭、扇鶏頭、槍鶏頭、からあい、鶏頭花、房鶏頭)ユリ科の一年草、中国より渡来品種。
鶏頭が盛んに勢い良く咲いている。私の人生も今まさにその様である。
働き盛りの四十を過ぎたところだ。
不惑、迷いを脱した年令である。彼にも、そのような時代があったのだ。
※以下、季語の紹介は「weblio辞書 季語・季語辞典」より引用
※画像に使用した写真・イラストは「写真素材なら『写真AC』」「写真素材 足成」より使用
(そして通信さんの8月の句を紹介)
季語:星祭(hoshimatsuri)・・・陰暦七月七日のこと。またその日の行事
季節:秋 分類:人事
(もうひとつ通信さんの句を)
季語:秋(aki)・・・立秋から立冬の前日まで
季節:秋 分類:時候 月日:八・九・十月
(コメントを探したんですけど、見つからず)
(次に、句集の巻頭から掲載順に紹介。「鶴巻頭・鶴抄一」の句)
通信さんのコメントいつもの夏は暑い、最高でも酷暑。しかし今年の夏は言葉が無いぐらい暑い。日本も自然火災の山火事が起こるかもしれない。
季語:酷暑(kokusho)・・・七月末~八月上旬にかけてのきびしい暑さ
季節:夏 分類:時候
(「鶴巻頭・鶴抄三」の句を紹介)
通信さんのコメント山村のお盆には川施餓鬼という盆の行事があります。昔は水の事故が多くて、その霊を祀った。伝統は継がれ、今も笹灯籠が川を昇る。
季語:施餓鬼(segaki)・・・盂蘭盆またはその前後のころに寺々で有縁無縁の霊を弔う供養のこと
季節:秋 分類:宗教
(続けて「鶴巻頭・朱鷺抄一」の句を紹介)
通信さんのコメント人の居ない山道を抜け、民家のある村落へ出ると、その庭には美しいカンナ。
季語:花カンナ(hanakanna)・・・カンナ科の大型多年草で、今は広く鑑賞の草花として栽培される
季節:秋 分類:植物
(8月号後半にある会員選句「通信つるき句会七月号 天籟の句(一)五点句」から紹介)
(この写真は「坂本小学校100周年記念誌」から借用)
通信さんのコメント天の句(3句あり)は甲乙付けがたい。最高です。よく有る景を「廃校の軒」としたことが手柄です。物語性、虚構性の勝利です。
季語:蛇の衣(hebinokinu)・・・脱皮したヘビの抜けがらのこと
季節:夏 分類:動物
(最後に、会員選句「通信つるき句会七月号 人籟の句(二)三点句」を紹介)
通信さんのコメント今回の三点句は(5句あり)大差の無い素晴らしいものです。全員俳句として完成していました。よく観察された句です。この姿勢が俳句を上達させる。頑張りましょう。
季語:朝霧(asagiri)・・・朝方発生する霧
季節:秋 分類:天文
(以上が8月号(9/25に預かった)掲載句からの紹介です)
勝山句会予定(於・坂本公民館)9月18日(月・祝)19時30分 課題季語(秋の蝶)
毎月第三月曜の夜が定例の句会です。・・・ということは、すでに10月の句会(10/16?)が開催された感じ???次に会長に会える便で句集9月号を預からねば。