(表紙は「合歓の花」)
6月1日(月)の勝山句会の報告を兼ねています。
(あめんぼの あいさつにくる そとゆかな)
【難語・季語説明】 「三省堂 大辞林 第三版 難読語辞典」より引用
あめんぼ(〈水黽〉・〈水馬〉・飴▼ 坊▽)
カメムシ目アメンボ科の昆虫の総称。体は黒色で細長く、体長3~27ミリメートル。中・後脚が著しく長く、大きく広げて水に浮かび、水上を滑走する。捕らえられると飴に似た甘い臭気を出すのでこの名がある。あめんぼう。かわぐも。あしたか。みずすまし。[季]夏。
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【季語】水馬
読み方:ミズスマシ(mizusumashi)
異翅目の昆虫。池や小川などの水面に六本の足で浮かび滑走する。
季節:夏 分類:動物
【季語】水馬
読み方:スイバ(suiba)
六月に隅田川で江戸年中行事として行なわれた水中の馬術。
季節:夏 分類:人事
読み方の違う2つの季語の説明は「Weblio 季語・季題辞典 日外アソシエーツ株式会社」より引用。「あめんぼ」の読み方では検索ヒットしませんでした。
(ひさびさに いっぱくのたび はつゆかた)
【季語】初浴衣
読み方:ハツユカタ(hatsuyukata)
初めて着る浴衣
季節:夏 分類:人事
季語説明「Weblio 季語・季題辞典 日外アソシエーツ株式会社」より引用
(かぜのみち ふうりんうりの てんとかな)
【季語】風鈴
読み方:フウリン(fuurin)
軒下などに下げ、涼しげな音を楽しむもの。
季節:夏 分類:人事
季語説明「Weblio 季語・季題辞典 日外アソシエーツ株式会社」より引用
(ゆうなぎや くりやのはりへ おおゆうひ)
【季語】ゆう なぎ ゆふ-(夕凪)
海岸地方で夕方、海風から陸風に替わるときの無風状態。[季]夏。⇔ 朝凪
季語説明「三省堂 大辞林 第三版」より引用
以下は単語説明「三省堂 大辞林 第三版」より引用
「くりや」【厨▼】
①料理をこしらえる所。台所。 (他は省略)
「はり」【玻▼璃】
②ガラスの別名。 (他は省略)
(せいかわりしむすめからとどく あまりりす)
【季語】アマリリス(ラテン Amaryllis)
① ヒガンバナ科の多年草。南アメリカ原産。夏、太い花茎の上にユリに似た六弁の大きい花を二~四個つける。数種の原種から作られた園芸品種。花の色は紅・赤・橙・白など。球根で増える。[季]夏。
② ヒガンバナ科の多年草。南アフリカ原産。夏、ユリに似た薄紅色の花を数個開く。ホンアマリリス。[季]夏。
季語説明「三省堂 大辞林 第三版」より引用
(ふけいみる おさなのどんぐり まなこかな)
【季語】ふけ い-ゐ(噴▽井)
水の絶えず勢いよく噴き出している井戸。ふきい。ふきいど。[季] 夏。
季語説明「三省堂 大辞林 第三版」より引用
勝山句会報7月号に加わった「私の選ぶ一句」を紹介します。
雛納めなどということをしたことのない者にとってはこれを一句にするには歳時記などをみてどう表現しているかを掴み取ってからになります。この句のように表現できるということは、御自身で体験もしくは見て来られたから出来た一句と思います。
*来月から交代でこの『私の選ぶ一句』を書いていただきたいと思います。過去の巻頭句の中から一句か二句を選んで書いて下さい。原稿用紙に手書きでもワードで作成してもらっても構いません。文字数は原稿用紙一枚に収まるようにして下さい。 蓮行
「」この絵文字のある部分は蓮行さんの文章という印です。
(はくしもて おおふおかおや ひなおさめ)
【季語】雛納め
読み方:ヒナオサメ(hinaosame)
雛祭りが終わり雛をしまうこと。雛の顔は吉野紙でくるみ、箱の中にはしょうのうを入れたりする。
季節:春 分類:人事
「Weblio 季語・季題辞典 日外アソシエーツ株式会社」より引用
次回の勝山句会 7月6日(月)19時~ 場所・坂本公民館
兼題「甚平」「避暑」
投句について
勝山句会…三句以上(できれば五句)
巻頭句…三句以上(できれば五句)
通信俳句…三句以上(できれば五句)
締切…月末必着でお願いします。または、句会日に持参してください。
通信句会の選句について…特選一句、入選四句でお願いします。
句の難語にふりがなをふるよりも、画像とは別に読み方を平仮名で表示してみました。
句を3行に区切らずに表現したいと思いました。横長の写真に句を2行で入れると文字が小さくなると思うので、蓮行さんの写真を縦長にトリミングして使わせてもらいました。写真愛好家の作品に手を加えるのはイケナイことなのですが、縦長で撮っている写真がほとんどないのです。今回は「アマリリス」探しに苦戦…
6/19、県境を越えての移動が可能になりました。句会を開く機会も増えていくと思われます。感染症対策を充分して、皆さまが健やかに過ごされますように願っております。