勝山句会は久谷夢工房メンバーの竹内通信さんの指導をいただき毎月開催しています。
10月の句会で投句され、「句集 つるき 十月 121号」 で紹介された句を「ハチミツの海を渡る風の音」ブログから提供していただいた写真に載せました。
竹内通信さんのコメントと合わせてご覧ください。
<竹内評>私の故郷の縁側には捨て切れずに古い動力ミシンが置いてあります。その動力ミシンの裏側から蟋蟀の鳴き声が聞こえてきます。古ミシンも愛しいですが、妙にそんな所で鳴く蟋蟀も愛しく感じられるから不思議です。
【ブログ担当より】今回、「蟷螂(カマキリ)」の写真をどうしても入れたかったので、通信さんの蟷螂の句も載せさせていただきました。勝手をして申し訳ありません。
<竹内評>先人の物語を俳句にしていて、面白く表現しています。
<竹内評>空電車が効いた良い句ですが、難点といえば、「揺らして」が「揺らせて」ではないでしょうか? 「揺らし」を使う時は「揺らしつ」が良いと思います。
<竹内評>私は大根の句が好きです。この句もいい句ですよ。
【ブログ担当より】(「大根の句」が特選です。事情で「コスモスの句」を先にして二句一緒に載せさせていただきました。)
<竹内評>「昼の鶏頭は晴れやかである。夕べの鶏頭はくすんでいる」と言う人がいる。
<竹内評>空き家に今年も咲く白粉花。世の中の哀れを感じずには居られない。
<竹内評>このケーキは蒸し菓子のような物かもしれない。秋暑しに合うケーキと言えば。
<写真提供 http://hatimitu04.exblog.jp/ ハチミツの海を渡る風の音ブログ様>
素敵な写真を気持ちよく提供していただき感謝しております。