平成26年10月6日(月)
秋祭りにあわせ、久谷地区36基の常夜燈に蝋燭を燈します。
と、久谷夢工房の旧ホームページに記載されています。
愛媛県松山市・久谷地区の秋祭りは例年10月7日。
宵祭りの6日の夕暮れ時に、町内の常夜燈に灯をともします。
久谷地区全体で36基。
名付けて「常夜燈まつり」
常夜燈のある場所は「御旅所」になっています。
たぶん、ほとんどの地点で・・・
灯をともした夜の常夜燈の写真も何枚かあったと思うのですが、見つかりませんでした
灯籠の火袋石に、直接、ポツンと蝋燭を立てると、風ですぐに消えてしまいます。
なので、、、
平成16年から17年、常夜燈担当さんが火袋を手作りしました。
それぞれの常夜燈の火袋石の大きさが違うので、サイズを測って帰って、自宅の工房で作業です。
木製の枠を火袋石の大きさに合わせて、ひとつひとつ作るのは大変な手作業でした。
和紙に「奉燈」と書いて、木枠に貼ります。
それぞれの火袋石にはめていきますが、火袋石の内側は真ったいらという状態ではなく、凸凹があり、真直ぐな木枠が思ったようには中に入らなくて作り直し、ということが何度もあったそうです。
当時、常夜燈の近くにお住いの方に連絡を取り、秋祭りに蝋燭をともしてもらえるようにしました。
長持ちする太めの蝋燭をお届けするところもありました。
あれから17年。
今でも久谷地区の常夜燈には火袋があります。
秋祭りだけでなく、お盆、年末年始のときにも灯をともすと良い・・・と、常夜燈担当さんが話していました。
節目節目に灯がともされているのが見られるでしょうか。
(久谷夢工房の活動としての「灯籠まつり」は平成28年が最後でした)
※この記事は令和4年9月に編集しました。