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100%ではない戯言。

エイトな理由(わけ)・バリューへの魅力その1

2007-10-25 07:20:48 | Audi
Treasure Hunting エイトな理由(わけ)

で書き記した、

バリューへの魅力

今回はそのバリュー、
私が考える2つバリュー

まずパート1は、1つ目のバリューについて・・・



1つ目のバリューは単純に、
CMでもお馴染みの

「お値段以上、ニトリ

というヤツです 
勿論新車販売価格についてです

一般的に販売されたモノに対して専門家以外に、
これを判断出来るのは購入者のみ
基本は3つ、
値段以上か値段相応か値段以下か
単純明快ですが、クルマもそれで判断すると・・・


まずは現行 Boxster S

このクルマは多くのクルマ専門家が述べている通り、

「このパフォーマンスでこの価格は、バーゲンだ!」

に対して、購入者として反論ナシの自己評価です


フルモデルチェンジを受け、
益々その価値を上げた 987 Boxster
997との共通部品もかなりの割合を占めるクルマ

現行ポルシェ唯一のミッドシップオープン

Boxster 自体、高いパフォーマンスながら、
ポルシェの中では、最後尾のポジション
上に多くの車種が詰まりに詰まって便秘状態で、
価格的に見ても上げるに上げられない、
メーカーとしては悲しい現実
ユーザーとしては嬉しい現実

だからこそ、お値段以上の評価
バーゲン品であって、アウトレット品ではない、
ポルシェという正統派の商品であることには、
間違いない

だからこそ、
バリューへの魅力
を強く感じるクルマなのです
ただ、それを感じる為には、
しっかりと乗りまわさないとソレは体感出来ません

関心することに購入してから後悔するポイントなど一切ない、
今もなお素晴らしきクルマであり続けてくれています




では、Audi A8 はどうでしょうか


A8登場直後のとても興味深い記事を
発見したので、そのまま紹介・・・


世界最上級のレベル

この車にアウディがつけた価格は990.0万円だが、
ボクは1200.0万円でもいいと思う。
すくなくとも「メルセデスベンツSクラス」より
高価に設定することが、
市場でA8の正当な評価を生むはずだ。
とかく、技術志向の会社は商売がヘタで、
アイディアやエンジニアリングが優れていても、
良心的な価格設定となりがちだ。大衆メーカーの実用車なら、
ユーザーに優しいリーズナブルな価格もうなずけるが、
A8はプレミアムブランドの高級車である。
ユーザーの身になれば、せっかく高いお金を払いながら
“メルセデスより安い”というコンプレックスを
押しつけられることになる。

だからいつまでたっても、メーカーもユーザーも
トップに登りつめることができない。


クルマとしてのレベルが劣るならまだしも、
フルアルミボディや熟成された4WDをもつA8は、
量産型4ドアセダンのハードウェアとして、
世界最上級のレベルにある。
営業政策的な手法や心意気で、
ブランドが負けているのはもったいない。
このクラスの顧客は安価なことにこだわらず、
内容がともなえば、100万円や200万円高くても、
喜んで支払うものだ。サービスやアフターケアなど、
ソフトウェア面でライバルに負けているものがあれば、
企業努力でそれらを凌駕するレベルに
引き上げるのがスジである。クルマの中身に見合う、
より高価な設定とすることが、上級車を成功させる秘訣だと思う。
アウディジャパンはA8に対して、
もっとプライドと自信をもつべきだ。

webCG 報告者:笹目二郎

 
・・・という、内容です


私が考える、バリューへの魅力
そのものがこの方の文章となります

既にAudi A8 4.2 は大台を超えていますが、
それでもあえて価格を抑えての消極的なアプローチ

VOLVO同様に控えめなポジションと
認知されていたAudiですが、
ここ数年ではイケイケの戦略でイメージも一新
スポーティー路線が定着
2004年以降のモデルであればどれも
所謂、間違いのないモデルです

Audiにおいて、日本国内価格はエイト以外は、
割高な価格設定だと個人的には思ってますが、
今回はエイトにスポットライトですので

エイト自体、中身と価格のバランスを見れば、
お値段以上、ニトリ系

バリューへの魅力
を強く感じてしまうクルマなのです

その魅了を後押しする内容はパート2にて