カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

ジャンダルムの頂から

2009-11-26 | 山行記録

2009・8・24

                           前記事→ 「ジャンダルム登頂への道」

 

   ジャンダルムの山頂から!

 

      360度の大展望を楽しみましょう!

 

 先ず目につくのが槍ヶ岳!南岳への稜線。北穂、涸沢岳、白出のコルと続く。

 槍の左には水晶岳をはじめ裏銀座の名峰がずらり。

 槍の右には、白馬、鹿島槍などの後立山連峰の峰々。さらに右に常念山脈・・・。

 

 ジャンダルム山頂から 奥穂へと続くナイフ・エッジの岩稜を狙ったが、な

 逆光で真っ黒いシャドウーとなった。

 

 少し角度をとり、ボリューム感のある奥穂とナイフ・リッジの岩稜の縦走路

 

 前穂~明神岳

 

 コブ尾根ノ頭~西穂~焼岳~乗鞍  上高地と霞沢岳

 

 黒部五郎~薬師~赤牛~水晶岳など 裏銀座の名峰ずらり

 

 再び槍ヶ岳方面。 

 今回の「槍穂大縦走のコース」を最初からここまで目で辿ることが出来る。

 感無量! 胸に感動がこみ上げる。

 

 そして、これがこれからまだ続く大縦走のコース! 胸が高鳴る!

  

                   笠ヶ岳~槍をバックに

 

 千晴と笠ヶ岳をアップで

 

 これから進む 西穂~焼岳へ続く岩稜のエキサイティングな縦走路

 

 展望を楽しんでいると、なにやら人の気配が・・・・。

 

 

 

 先ほど追い越してきたパーティが ザイル確保で直登してきた。

 きちんと3点確保して バランスよく登ればフリーでも登れるんだがなぁ~。

 こんな様子を上から眺めていると、かえって怖い。

 
 無事にジャンダルムの頂に立てば 感慨一入ってもんですな!

 やっぱり最初に眺めるのは、槍だね!

 

 なんたって、天空を鋭く指すその山容はかっこいいし、

 北アルプスのシンボルとしての存在感は大きい。

 

 閑かなジャンダルムの頂が、幾分賑やかになってきた。

 ジャンダルムよ、さらば。  また 逢いに来るからね♪

 まだ先も長いし、縦走路を進むとしよう。

 

 岩稜の縦走路へ踏み出す。

 

 ジャンダルムを下りきって振り返ったところ。 後は、奥穂

 

 ジャンダルムは見る場所によって、大きく山容が変わる。

 西穂側から見ると単なる黒い丘だ。
 こちら側からの登攀はたいして面白くなかろう。

 やはり、奥穂側から見たそそり立つ姿が好きだ。

 

 大岩の広場になったコブ尾根ノ頭までは簡単だ。 しかし ↓

 

 やせた岩稜尾根はどこまでも続く。

 

 ジャンダルムの頂から眺めているよりも 実際のコースい入るとハードだ。

 

 ルートを確認する!

 

 ガレの斜面も下る。

 

 チムニーも降下

 

 側壁のバンドをトラバース  ○ペイント分かりますか?

 

 すぐそこに西穂があるように見えますが、

 天狗ノ頭、間ノ岳などエキサイティングなルートが続くのです。

 

 飛騨側に出るところあり。

 

 信州側に戻る所あり。  足下に上高地が眺められるのは気持ちいい。

 モノトーンの岩稜コースにあって、癒しの緑だ。

 

 正面に岩稜が迫れば、躊躇なく登っていきます。

 

 巻かなきゃならない所は、大抵へつり・・・・・・。

 こういう所 スリリングで、大好きです!

 

 岩稜の稜線は、こんな感じ。 
 歩くのには十分な広さだが、両サイドスパッと切れ落ちている部分は
 慣れてない人や高所恐怖症的な人には かなりのストレスらしい。

 

 

 畳岩ノ頭から西穂方面を望む。

 

 最奥が西穂のピーク。 その前に幾つものピークが立ちはだかるのだ。

 上高地から見るあのギザギザのまんまのトレースをしていくわけだ。

 

 天狗のコルを目指して、一気に下る!

 

 標高差役300m! 急傾斜な岩稜を一気に下る。

 下りきった部分から見上げる。

 

 天狗のコルから見上げる天狗ノ頭

 

 よく下りきったものだと 後から自分の辿ったコースにオヨヨ・・・。

 

 天狗のコルは、唯一エスケープルートが得られる。

 

 岳沢へ降りれば降りられるのだが、・・・。地図上は。

 余程のことがない限り、ここは下りたくない。
 現場を見れば分かるが安易なルートではない。

 

 

 天狗のコルで一本立てたら、天狗ノ頭に向ってGo!

 とその時、そっちからコルに向けて下ってきたペアがいた。

 下で待ってやり過ごすことにした。

 

 

 

 場所交代!  さて、登るぜ~!

 

 なかなかのボリュームです。

 

 天狗ノ頭が近づくと 岩の感じも変わってくる。

 

  矢印↑や ○ペイント分かりますか? 真っ直ぐ登れ!

 

 ホールドは豊富にあるので、問題なし。

  

 天狗岳(天狗ノ頭)山頂  ちょうど雲が広がりガスも流れてきた。

 

 さあ、千晴!  間ノ岳に向けて前進!

 

 「ジャン~西穂~上高地<槍穂大縦走>:最終章」に続く

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 山のいで湯に 癒されて | トップ | ジャンダルム~西穂~上高地... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山行記録」カテゴリの最新記事