美しく作るための花いっぱい作戦ブログ

美しく作るまちを目指し花いっぱい運動の予定や活動報告を掲載します。文化・芸術・音楽・歴史を絡めた活動も報告します。

孫子の兵法

2012-05-31 00:01:29 | おしらせ

だんだんと盛り上がってきましたね。平清盛

保元の乱から時代が動き出すんでしょうね。

今回、面白かったのは上皇方の藤原頼長と天皇方の信西(マルモ)の孫子の兵法に対する解釈の仕方が、態勢に大きく影響したことかな。

あのごつい戦慣れした源氏武者と義朝が二人とも別陣営で「夜討ち」を提案した際、軍師の二人(頼長と信西)ともが孫子に曰く「孫子に曰く、夜呼ぶものは恐るるなり」と「孫子に曰く、理に合えばすなわち動き、理に合わざればすなわち止まる」と言う言葉を持ち出し、同じことを言うのかと思ったら、頼長は「夜討ちは卑怯なりっ、夜討ちなんぞと下劣な策を用いれば、上皇様は世を治める器にあらずと世に示すも同然」と否定。一方の信西は「夜通し論じ続けるは、臆病者のすること。ぼんやりと待つことを、孫子はよしとしない。ならば動くがよい、今すぐっ!」と夜討ちにゴーサインを出した。

論語にもいろいろ解釈の違いはあるよね。やっぱり学問と実践、その人のセンスが勝敗を分けることになるね。

「学びて時に之を習う」でなけりゃならないね。