坊っちゃん入るべからず・・・南四丁目発by Ken's Channel

北の街札幌。ランと登山と旅日記。
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「北海道山日和」

丸瀬布

2008-03-10 19:40:17 | 
会社の研修で道北の丸瀬布という町に行った。
札幌から汽車で約3時間半。北海道に来てはや10年、旭川から東に電車で行ったことがないのだった。
と、ここで汽車や電車と書いてみたが北海道の人は通常東京で言う電車のことを汽車と言う。たいてい「なんで汽車なんだよ」いう話題になり、「昔から汽車っていうんだから汽車なんだ。」という答えになって終わってしまう。
つい最近その答えがわかった。札幌駅で同僚と「電車」を待って入る時、向かいのホームに停車していた車両が出発と同時に黒煙を吐きだした。ディーゼル車両だ。貨物列車は今もディーゼルを見かけるが客車はあまり気にしたことがなかったので見落としていたのだ。同僚曰く、「だから汽車なんだ。」と。

その汽車は3月も過ぎたというのにまだまだ冬景色の道東は走り「丸瀬布駅」に着いた。終点は網走だから汽車はまだ先に行くが、我々はここで降りた。
ホームで切符を回収されたので当然駅舎があって駅員がいるものだと思っていたが大きな勘違いであった。そう、無人駅である。北海道には別に珍しくはないが、自分が特急列車(汽車)に乗っていたせいか思い込みがあったようだ。
ホームから線路またいで道路に出る。改札もなんいもないのだ。車では感じることが出来ない発見だ。

迎えにきたバスで10km走ると「マウレ山荘」に到着する。
スコットランド風三角屋根のリゾートホテルだ。よくもまぁこんな田舎に・・・という感じもするが温泉はこの地方に特有のアルカリ性単純泉でつるつるするのが特徴だ。
部屋もゆったりしていて気持ちがいい。温泉付客室もあり家族連れでも楽しめる。
辺りにな~んにもないのでゆっくりしたい人や周辺を散策したりしてのんびり過ごすにはいいかもしれない。

研修といっても2時間程度。あとはお決まりの宴会コース。たくさん飲んだ覚えはないが久しぶりに飲んだ日本酒がいけなかった。
帰りの汽車では2回ほどトイレにお世話になった。

函館にも一度汽車で旅したことがあるが、車とはまた違う発見や風景に出合うことが出来る。どうしても到着してからの自由度がないから敬遠してしまうのだが、たまには列車の旅もいい。

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