10月2日土曜日。札幌 くもり
ついに明日にせまった別海町パイロットマラソン。北海道の今シーズンフルマラソン最後の公認レースです。
前日に準備を済ませてあるので、今日は8時か9時に出発してゆっくり移動です。
実は一緒に参加するはずだったアミノメンバーのpiyoちゃんが急遽欠場となり、お世話になるはずだった鶴居の御実家に泊まって、当日別海に入る予定がなくなってしまい、弟子屈町の摩周温泉に宿をとりました。
道マラの後からのトレーニングは足底腱膜炎を除けばまあまあ。というより出来ることをやったという感じです。
今週は疲労を取ることと、脚をなるべく休ませることを最優先にして、結果的に一日置きに完全休予備を取る形となりました。
「レース前に不安になり、疲れをとることよりも走り込んでしまって失敗する」
と良く聞きますが、KENも同じで決して満足のいくトレーニングが積めていないと思っていましたから、この決断はとても勇気がいりました。
そして出発の朝6時半。
脚の感じを確かめるためと昨日は鍼&マッサージの効果を確認する為に厚別陸上競技場サブトラへ。
前夜K先生から脹脛を中心に鍼をちょっと深めにしていただき、肩・首のこりと共に張りをとって頂きました。
走りだしのジョグは重めでしたが、体が温まるにつれ軽くなるのを感じました。
2kmジョグしたあと、1㎞ずつ徐々にペースを上げ、3kmから6kmの間でビルドしていき、最終的には3分50秒まであげました。
足底も違和感があるものの、痛みもひどくなく、体全体が軽いと感じたので疲労が出る前に終了。2kmをダウンジョグして家に戻りました。
サッとシャワーを浴びて荷物を積み込み出発です。
弟子屈までのルートは、南千歳から高速で夕張まで、そして樹海ロードを通って占冠から再び高速。足寄まで高速を使い、あとはひたすら国道は走り、阿寒を抜けていくルートです。
高速が苦手なnikoが足寄から運転を代わってくれて、疲れをあまり感じず3時前に弟子屈に到着することができました。
途中、アミノメンバーに教えてもらった足寄の蕎麦屋さん「両国」で昼食。意外と混んでいて結構おいしい蕎麦だったです。
それでもやはり運転の疲れはあったので、残り60km走れば別海だったので、前日受付と知り合いの挨拶、開会式への出席も考えましたが5時からの開会式と帰りの時間、運転を考えて止めました。
そのかわり弟子屈で過ごすことは滅多にないことなので、ゆっくり町を見てみることに。
今月はすでに3週間前に登山と試走でここには来ていますが、いつも通過だけでした。
川湯も30分も走ればいけるのですが、あえて行かずに国道の交差点にある摩周湖のアイスへ。
濃厚なソフトクリームを食べながら店員のお兄さんに夕食が取れるお店を訪ねます。
たまたま店においてあった「じゃらん北海道」に掲載してあるお店を聞きながら情報収集。
しかし、どれもこれも車で20分から30分以上かかる場所。
お昼に蕎麦を食べたので、せっかくだから洋食系を食べたいと思い、弟子屈の街のなかでないかを尋ねると1件の洋食屋さんを勧めていただきました。
ちょっとだけ街からはずれた所。
といっても狭い弟子屈市街。車で5分もかかりません。
まだまだ4時半で時間は早いのですが、田舎のお店は閉店が早いこともあるのでとりあえず現地確認。
お店の名前は「くいしんぼう」。
昔ながらの電光看板で、ぱっと見はラーメン屋さんか定食屋さん。
店構えも札幌にラーメン屋さんのほうがよほど洋食屋さんっぽいというくらい。
店に入口も開き戸ではなく普通のガラスの引き戸。中にはいかにもラーメン屋のオヤジばりのおじさんが。
nikoに頼んで営業時間を確認すると、明日は「商業祭り」に出店するとのことで8時半ごろには店を閉める予定だとのこと。
あぶないあぶない・・・・。
しかし、nikoがメニューも確認したところによると、ちゃんとした洋食屋さんだとのこと。
こんなところと言っては失礼ですが、弟子屈のような小さい街で洋食屋さんに出会えるとはなんともラッキーです。
一度宿に帰って温泉に入りました。もちろんKENは長風呂は厳禁ですので、体を洗ってさっと湯船に入るだけ。
部屋で荷物の整理をして休憩。お腹をすかすために散歩がてらセブンイレブンまで。
明日の朝食の買い足しに。朝ごはんはnikoがホテルについている自由に使える電子レンジ情報をもとに、チンできる白米。カセットコンロ持参で卵焼き、ソーセージ、サラダを予定していましたが、卵焼きを部屋で作るのは大変そうなので卵かけごはんでいいよとKEN。
小さい醤油をゲットし、ついでにnikoは缶ビール。KENは禁酒なのでキリンのノンアルコール。
だんだんと暗くなっていく街中をのんびり歩きました。
そして再び「くいしんぼう」へ。
夕方は5時開店らしく、他にはまだお客さんがいません。
しかし、あのラーメン屋のオヤジばりのおじさんのあたまには真っ白なコックさんの帽子。
間違いなく洋食屋さんでした。
メニューをみると、一番上には「ビーフステーキ」の文字。
「おおぉ~いかにも洋食屋さん」と感動。
さらにメニューを良く見てみるとなんとビーフシチューの次に「タンシチュー」の文字。もちろん即決です。
しかもご飯、味噌汁(洋食屋さんなのですが・・・・)と数点のおかずがついて1600円ほど。
ちょっと高めに思えますが、きちんとした洋食屋さんではだいたい相場です。
ちょっと期待できそうです。
nikoは軽くミートソーススパゲティ。
最初に出てきましたが、おいしそう。本人も満足気です。
そしてKENのタンシチュー。
「おおおおぉ~、タンがでかい。そして厚い。2枚もある。」。
そしてなによりお箸とスプーンしか出されていない。
ということは、このタンは箸で食べられるほど柔らかく煮込んである証。
おそるおそる箸をさしてみると、期待通りの柔らかさ。
再度感動。
ソースの味もいける。
ということで、カーボローディングとばかりにご飯もお変わり。
ご夫婦でこじんまりやっている洋食屋さんですが、お勧めです。
なんだか前日に弟子屈の街で思いもよらず良い夕食にありつけた幸福感。
ホテルに戻ってテレビの天気予報をみると、雨はなんとかもちそうで、風も強くなくくもり。気温は16度程度と絶好のマラソン日和です。
あとは自分次第。
頭に再びアミノ長老の一言
「あそこでサブスリ-がだめなら、どこへいってもだめだわ」がよぎります。
まだまだ時間が早かったので、大沢たかおがアフリカの大地を旅するNHKのドキュメンタリーを見ながらリラックスして過ごしました。
そして自然と眠くなり9時過ぎには消灯、就寝です。
明日の昼過ぎには結果が出ます。
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それは、カセットコンロを持ち込み、nikoさんがいつもと変わらない朝食を作ってくれる・・・事。
レースで遠征に行った際には必ずこのパターンで朝食を食べているのかしら?
我が家では遠征=朝食つきのビジネスホテルを予約し、そこで朝食を食べちゃってます。
朝食付きがない場合には、コンビニでおにぎりとか・・^^;
でも、私達が出るレースといえば、ハーフや10km。
フルマラソンともなれば、おにぎりごときじゃエネルギー不足になっちゃうものなんでしょうね・・
とにかく、なによりもnikoさん、出来た奥様です~~~!!!!
ポン助のサポートは大変だと思います。
感謝です。(笑)
それと出来た奥さんですね。素晴らしいです!!
次号楽しみにしております。