坊っちゃん入るべからず・・・南四丁目発by Ken's Channel

北の街札幌。ランと登山と旅日記。
YOUTUBEチャンネルもやっています。(^^)/
「北海道山日和」

ランニング学会指導員講習会 2日目(最終日)

2011-10-11 10:01:01 | マラソン(練習記録)
ランニング学会2日目、最終日です。


最終日の今日は実技はなく、講義そして試験です。


一日耐えられるかどうか不安でしたが、あっさり終わってしましました。


あっさりというのは、時間の感覚というだけで、中身の濃い時間を過ごすことができました。


午前中は、スポーツ医学の方面から「整形系」として、ランニングおける障害の要因そして予防というのを中心に講義をして頂きました。こちらも日本の一線級の選手を見てきているドクターからの講義ということで、広く浅くではあるけれど興味深い講義でした。


そして2限目へスポーツ科学の方面から「生体系」です。


走る時のエネルギーはどう作られるのか、またどう使われていくのか、無酸素運動と有酸素運動の違いは、そしてエネルギーを作り出すことも大事だけど、放出することもまた大切だとういう内容です。


最新の研究テーマそしてその進捗を紹介していただきながら、こちらも楽しい講義でした。


そして、午後の最初に理事長から「ランニングとトレーニングの基礎理論」というテーマで講義をして頂き、1日目、2日目を総括する形で講義をして頂きました。


どんなスポーツにおいても、その専門分野に傾いたトレーニングだけではだめで、基本的な基礎体力をバランスよく作り上げていくことが大切だということをお話して頂きました。


ちょっと力学的な内容もあったので、思い出すのに苦労もしましたが、分かりやすく解説して頂けました。


2日間を通して、勉強した内容というのは、私にとっては本や雑誌、web上で得た内容と大差はありませんでしたが、それを一本の線につながるように凝縮して学べたというのは意味がありました。


また各先生の講義の内容は、他の分野と密接につながっており、個々の見解があっとしても理論として一本筋がとおっており、聞いている方もほとんど違和感無く受け入れる事ができました。


なにより、質問に対しては丁寧に回答して下さり、曖昧な部分、またまだ未開発な分野については、曖昧にせず、一緒に考える姿勢で接して下さったことは、これだけ権威のある先生方にもかかわらず、その姿勢には敬服しました。


詳細については、個々で深く勉強する必要がありますが、今回参加することで、他のAVRCの指導員、メンバーの方々と交流できたことや意見交換ができたこと、そして不明な点が出来た時、その解決窓口が広がったと感じる事ができたことはとても大きな収穫だったと思います。


研修の最後はもちろん試験。


出来は聞かないで下さい。


あっ、だめだったとは思っていませんが、全部解答できたわけでもありませんので、粛々と合格証が届くのを願いながら待ちたいと思います。


今回は福島のAVRCの代表、そしてコーチの方も出席されていました。


沿岸部と違い被害が少なかったとのことですが、昨年は100名近い会員さんがいたにもかかわらず、今年は15名程だそうです。

さびしい気もしますが、ことの重大性考えると、元気に15名ものかたが走ってらっしゃるのを聞いて安心もしましたね。


代表の方が「がんばれ東北」のTシャツを作成されて、会場で販売されてました。
色々と援助して下さったことへのお礼もこめて作成したとのことです。

ほとんど原価でしょう。一枚購入させて頂きました。


たまゆらんかなにかでまず着たいと思います。


また機会があれば積極的に参加したいと思いました。


というより、札幌で開催してくれないかなぁ。


人気ブログランキングへ

最新の画像もっと見る

post a comment