さて、用語の勉強の続きです。
アンペア(A)=電流、ボルト(V)=電圧、ワット(W)=実際に消費される電気エネルギーの大きさで、
W=A×V
でした。
特にアンペアは電力会社との契約でも出てきますし、一度に(同時に)使用できる
家電製品の数にも関係する大事な用語でした。
そしてもう一つ大事なのが、Wh(ワットアワー)です。
これは電気を使った量を表します。
水に例えると、蛇口から出た水をバケツに入れたとき、そのバケツにたまった水の量と言えます。
例えば1000wの消費電力を必要とするドライヤーを1時間(h:時間の単位)つけっぱなしにすると、消費した電気の量(消費電力量)は、
1000w×1h=1000wh
ということになります。
そして、これが電気料金を決めるときの単位になります。
実際はkwh(キロワットアワー)を使います。※1000w=1kw
上のドライヤーの例でいうと、1時間つけっぱなしにすると、1kwhの電気を消費していることになります。
もう一つ例を出すと、トイレの照明についている60wの電球を、うっかり1日中つけっぱななしにしたとします。(よくやってしまいます)
その時の消費電力量は、
60w×24h(1日)=1440wh=1.44kwh
となります。
電気料金の話は先に延ばしますが、北海道電力の一般家庭向け電気料金を1kwhあたり約24円とすると、ドライヤーを1時間つけっぱなしにすると、24円かかり、60w電球を1日つけっぱなしにすると、約34円かかるということになります。
これがテレビやら暖房やらクーラーやらをつけっぱなしにすると・・・・
どれだけの電気代になるのやら。
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