明日31日にホームコースであるサイクリングロードで友人たちと30km走を行います。
この前のUPで壁のことを書きましたが、今回はその30km走の効果についてです。
目的は12月のNAHAマラソンに向けてのトレーニングなのですが、申し込みをした皆さんに
呼びかけてみんなで走ることになりました。
「ランナーズ 11月号に、特集で「30km走に挑戦」とう記事が掲載されています。
その中に30km走をすることで粘れる脚と折れない心が育つと書かれた記事がありまして、
東京工芸大学の助教授が書かれています。
先生は30km走でマラソン向きの身体と心にチェンジということでその効果を3つあげています。
① グリコーゲンを使うことで溜め込む能力が高まる。
② 長時間のランニングに対する精神的な耐性がつく。
③ マラソン向けの脚ができる。
①はフルマラソンを走る時、エネルギー源としてグリコーゲンが使われるのですが、そのグリコーゲンは
一時的に枯渇状態をつくることで、肝臓と筋肉に貯蔵されるグリコーゲンを溜める能力があがるというものです。ハーフマラソンや20km走ではこの枯渇状態になるまえに走り終わってしまいます。30km走をすることで枯渇状態に近い経験ができ、マラソン終盤と同じような状態を経験できます。
よくカーボローディングとして本番3日前くらいからご飯やパスタなどの炭水化物を多く取り、グリコーゲンを貯えることをしますが、この効果を出すためにも30kmを走った方がいいでしょう。
②は長時間の運動への精神的なストレスへの耐性を高めるということです。
30kmを超える長時間の運動は「つらい」、「きつい」という気持ちになりますね。それを脳がキャッチして運動パフォーマンスにブレーキをかけてしまいます。未知の距離が長ければ長いほど不安が増してきて
精神的な余裕がなくなってしまいます。この余裕を少しでもゴール近くまで持つことが出来れば苦しみは少なくなります。
③はレース中、脚への筋肉や骨格への負担は体重の3倍にもなり、その着地衝撃の数は4万回にもなるそうです。それに耐えることができる脚をつくるためにも30km走は有効です。
明日は上記のことを意識して30km走に取組もうと思います。
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