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今日でヨセミテともお別れだ。名残惜しいがこの旅にも終わりがある。
サンフランシスコの街もほとんど見ていない。
そう割り切ってヨセミテを後にした。だが、ここまで来てジャイアントセコイアは見逃せない。
高さが100Mをゆうに超え、幹周りは大人が10人以上で手をつないでも届かない程太い巨木がヨセミテの南の森にある。
「マリポサグローブ」
スタジオジブリの「となりのトトロ」のトトロが住む巨木を想像してしまった。
でもきっとなにか本当に住んでいるかもしれない・・・・・・・
駆け足で見て周りマリポサを後にした。
帰りは41号線から49号線、140号線を西に走り、ハイウェイ99号線を北上。途中で一度ハイウェイを降りてマックで遅めの昼食。
99号線から120号線を再び西へ。ハイウェイは580号線に変わり周囲の風景は住宅街から次第に都会のビル群へと変わっていった。
オークランドまで来るとハイウェイも80号線に変わり、標識には常にサンフランシスコへと導いて行く。
ベイブリッジを渡りダウンタウンへと入っていく。都会に帰ってくると自然の中で過ごした日々が夢の中だったように感じる。
現実に引き戻された私達はまずレンタカーを返さねばならない。頼りにならない夢夢のナビを半分便りに街の中を走る。この旅でアメリカで運転もだいぶ慣れた。
ダラーレンタカーの返却駐車場に入ると「Closed」の看板があった。そばにおじさんが立っていて
「もう終わった。入れない」と言う。
「車を返しに来た」と言っても誰もいないの一点張り。
仕方なくダラーの事務所に車をまわすと、なんと事務所も閉まっているではないか
張り紙を見ると今日は午後12時で終わりではないかそういえば借りた時もこの張り紙はあった気がする。
はたまた迂闊であった。当たり前だが電話をしても留守電。
結局、ホテルの駐車場に入れて明日の朝帰すことにした。
最後のサンフランシスコの観光を無駄には出来ない。まだ路面電車にも乗っていない。
荷物を置いて夢夢と街に出た。
直ぐにパウエル&ハイド線でフィッシャーマンズワーフへ向かう。
路面電車から見るシスコの街並みは、なるほどこれだけの観光客を惹きつける魅力を持っていると納得
させられた。
肌寒かったが、港周辺を散策しシアトルの友人から頼まれたギラデリのチョコレートもその工場跡地を改装した本店らしきショップで購入した。ついでに中でアイスも食べたが
夕食はホテルの近くでテイクアウトの中華。ビールとワインで乾杯し旅の無事を祝った。
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