まだ洞爺湖マラソンも終わっていないのですが、
道内のマラソンレースエントリーは中盤に差し掛かっていると言ってもいいでしょう。
今年で4回目の参加となる利尻島一周悠遊覧人Gですが、
大会自体は16回目となります。
今年のゲストは、プロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんです。
日本百名山一筆書き走破した強者。
利尻島にある利尻岳はそのゴールでした。
その利尻島への移動ですが、これがなかなか遠いのです。
大会は日曜日の朝6時スタートです。
ということは、前日には入島していなくてはいけません。
利尻島へのアクセスは、
新千歳、丘珠からの飛行機で直接島へ入る。
稚内からフェリーで渡る。
カヌーで渡る(田中方式)
泳いで渡る。
とは自己責任とはいえ、あまりお勧めできませんね。
まぁが一般的です。
とはいえ、離島ですので天候が荒れれば、飛行機でもフェリーでもダメなわけで、
結構神頼みな大会でもあります。
飛行機も新千歳、丘珠からそれぞれ一日1便ずつ。(帰りも)
フェリーは稚内から一日3便です。
そして、札幌から参加する私は、まず稚内に移動しなければいけません。
稚内は札幌と陸続きで、最悪歩きでも行けるわけですが、それもまた現実的ではなく、
JR、車(自家用車かレンタカー)、飛行機という感じでしょうか。
これに参加する自分の条件を当てはめることになると、もっと手段は限定されます。
その第一が
礼文島で土曜日に開催される「最北フラワーマラソン」です。
これに参加するために、まず稚内から礼文島へいかなければいけません。
利尻で55km走る前日ではありますが、この島にいく一番の目的は人に会うこと。
昨年はとなりに奥さんが。
今年は・・・・
会うのが楽しみです。
そして、この大会のスタートが朝9時半。
これに間に合うようにするには、土曜日、稚内発6:20発、礼文島8:15着のフェリーに乗船する必要があります。
第二が、
レース前後でアルコールを楽しめること。
マストではありませんが、かなりの優先順位です。
こうなると、車という選択肢をまず消します。
第三が、
会社は休まない。(まじめでしょ。)
そうなると、ダイヤの関係でJRが消えます。
残りは・・・・・・
バス。
ということになるんです。(笑)
稚内は新千歳空港にいくように頻繁にバスがあるわけではありません。
そして、会社終業後となると、
深夜バス。
金曜日 札幌23時発、稚内翌朝5時着。
都市間バスの予約は2か月前から始まります。
これまでは4月の中旬くらいでも十分空きがあったのですが、
今年は事情が一変。
一緒に行くラン友合わせて6名分の予約をするため、大通りの予約センターを訪れました。
女性の受付担当者が対応していたのですが、なんともう満席
それも例年は増便と称して2台出ているのですが、今年は1台しか出ないというではありませんか
またその対応にもちょっと・・・・
サービスをする側としては、毎年2台出ているものがなぜ今年は一台しかでないのか、
例えば、規制が厳しくなって運転手の確保が出来なくなったとか、観光客の増加でバスを回せなくなったとかです。
もしくは、6名もの予約が入るわけですから、自分たちで判断が出来なければ、判断がつく上司や部署などに
確認を取るとかです。
「私たちではわかりかねます」
というのでは、予約を担当する者としてはあまりにも当事者意識がなさすぎます。
あまりの対応のひどさに、後日Hバスにメールを入れましたがまだ返信が来ていません。
帰りのバスは空きがあったので、一応予約を入れました。
この帰りの予約さえ、気が利いた受付担当者であれば、
「お帰りはまだ空きがありますが・・・」
的な提案などがあってしかるべきでしたが、こちらから聞いて初めて応えるという状況でした。
仕方なく、行きはお酒を我慢して(笑)、レンタカー(乗り捨て)を検討しましたが、
どのレンタカーも早朝に返却できる時間に営業していません。
アメリカなどでは、カギを返却ボックスに入れておけば終了というシステムのところが多数あります。
最悪、営業時間に返すことの出来る日曜夜まで借りて、稚内に戻ってから返却する方法で検討していました。
しかし、あきらめがつかないので、試しに稚内のいくつかある予約受付のひとつに電話してみました。
Hバスではなく、H観光さんです。
色々とこれまでのマラソンの参加状況や、大通でのことを説明したら、
「確認して折り返しご連絡致します」
とのこと。
ダメもとですが、まずこれが本来の対応の在り方だと思います。
これがだめでも、まずきちんとやるべき対応をし、事情を説明されれば、残念でも納得できます。
そして、10分もしないで連絡が来ました。
やけに早かったので、やはりだめだったのかなぁと半ばあきらめで電話にでましたが、
なんと
「増便しました」
H観光のU山氏さん、GOOD JOBです。
これで今年も利尻に行けます。行きます。
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