昨日のオリンピック男子サッカーの試合が行われ、なんと日本が優勝候補のスペインに1-0で見事に勝利した。これを「グラスゴーの奇跡」と報じられた。
16年前のマイアミの奇跡の時は、ロベルト・カルロス、ジュニーニョ・パウリスタ、ロナウジーニョ(現ロナウド)やオーバーエイジのベベット、リバウド等の豪華なメンバーで、圧倒的に試合を進められシュートを雨あられのように打ちまくられたが、松田直樹をはじめとしたDF陣の奮闘とGK川口能活のスーパーセーブで、相手の得点を防ぎワンチャンスをものにして勝った時と比べると、今回は相手にパスを繋がれ攻め込まれる事はあっても絶体絶命のピンチも少なく、逆に相手が10人になったとはいえカウンターから決定的なチャンスも数多くもあり、同じ奇跡でも随分と試合内容が変わったと感じた。
これは、スペインがピークをもっと先(決勝トーナメント)に合わせていたのかもしれないが、日本の進歩と言えるのではないか。これからもどんどん精進して、私が生きている間に国際大会で優勝できるまでになってほしいものである。