さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

2007年12月01日 17時00分37秒 | MM闘病記
闘病生活も長くなると、
感情の波を何度も経験する事になります。

ちょっとした事で一喜一憂。

データ一つに振り回される。

当初は、病気ということが良くも悪くも波の深さを助長していた。
風邪を引いただけで、このまま肺炎になったら・・・
と過剰に不安になり、落ち込むし、
ちょっと良くなれば、やっぱり病気というのは夢の出来事だったんじゃないか、
なんて安易に治った気持ちになったり。

だからこそ、良い時期にちょっとしたデータの崩れがあると、
一気に奈落の底へと引きずり込まれたりもして。。。

そして、大きな波を何度も経験して、
最近ではこんなふうに思う。

もう逝ってしまいたい・・・
と、鬱々としている一方で、
どうせまた復活してしまうんだろう、と察してしまう。
もちろん、そんな事も望まないし、
そんなふうに、分ってしまう自分に嫌気がさして、
必死に鬱々状態にとどまろうとしてみたりするのだが。

結局、復活してしまい、
やっぱり、波なのね~って思ってしまう。

そう、そして、
病気によって助長されていた感情の起伏が、
いつの間にか、以前よりもなくなってきていることに気付く。

少し客観的になってきたのかもしれない。

またひとつ、
人として、成長しているんだな~っ。


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2 コメント

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なるほど~ (めぐ)
2007-12-02 02:28:23
そんなさゆりさんをみて、こちらもいろいろ気づかされ成長しちゃいますっ
でもホント、よくなったり悪くなったり、不思議というか、やっぱりなんだかよくわかんない病気ですな(笑)
(さゆちゃんの辛さとは比にならないケド)私も父が病気になって、なくしたものもたくさんあるけど得たものもたくさんあるって前向きに考えてますなによりさゆりさんに出会えてホンっトヨカッター
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>めぐちゃんへ (さゆり)
2007-12-02 22:18:57
私もなくしたものもたくさんあって・・・
と、そうだよね~
なんだかいろいろ考えてしまいました。
何をかって言うと、
自分の家族にとっても失ったものがたくさんあって、
でも、その分の得たものってあるかなあ~。。。って。

私もめぐちゃんと会えて、本当に良かったよ/heart/}
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