さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

いざ、クリーンルームへ

2008年04月07日 21時15分14秒 | MM闘病記
ワゴン3台。
そりゃ、3ヶ月も入院してたら荷物が増えます(^^;)

さゆり姫は3ヶ月間プライマリ・ナースとしてお世話してくれたナースマン王子が操る車椅子という名の馬車に乗り、13階クリーンルームにやってきました。

明日は遅出なんです、と昨日の準夜で挨拶をしてくれたKさん。
最後の深夜で、しっかりと握手を交わしたAさん。
ドックも移植も先輩で、入院中はお世話になったTさんは、ハグしながらお互いに泣けてきてしまいました。
出発する10時になると、申し合わせたわけでもないのに日勤のナースがエレベーターホールに集まってくれました。
・・・?!
ひょっとして、私、愛されてる???
その場の雰囲気がとっても温かくって、なんだかウルウル・・・
そして、これから乗り越え乗り切っていくものの大きさも再認識。
ちょっぴり緊張感にも包まれました。

クリーンルームは自家移植をした4年前から拡大され今は18床あるそうです。
といっても、それほど大きな変化はなく、
戻ってきてしまった・・・
っていう感じ。

ナースマンとは申し送りのあと、最後の挨拶。
かえる君とカードを頂きました。
カード。
ナースマンからの熱いメッセージが書かれているのだろう・・・
と、思いきや!!
チームのナースからのメッセージでした☆

一人になった13階の病室で、一人一人のメッセージを読むと、
また、泣けてきました。
こんなにも温かく力強いメッセージがあるでしょうか。

私なりに、治療や人間関係、全てに真剣であるつもりです。
だからこそ、細かい事に神経質になり、ナースに対してきつい口調になることもありました。
でも、理不尽な事で相手を責め立てるような事だけはしていないという自信はありました。

とは言っても、いちいちうるさい患者であったことは事実だと思うし、
ただ、ナースであるというだけでも緊張感ややりにくさがあったとも思う。

にもかかわらず、メッセージには一人一人からの愛が込められていました。
うれしいなぁ。
絶対に、元気になって戻りますから!

新しいベッドの窓際に、メッセージカードを置きました。
以前PALのメンバーに頂いた2冊のメッセージ集も窓際の横になっていても手が届く場所に置きました。
辛いとき、きっと助けられることでしょう。

私は、ここで二度目のお誕生日を迎えます。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いざ、出陣! (加賀の國の住人直君)
2008-04-08 09:25:03
 引越しが無事完了したようで何よりです。ワゴンに3台の荷物、良く分かります。

 6階のナースの皆様の心温まるメッセージの数々、素敵な贈り物ですね!

 これからの素晴らしき人生が予感され、約束されるようなさゆりさんのコメント読んで、私も勇気とパワーをたくさん貰えました。有り難うございます!

 ファイト!ファイト!ファイト!です・・・。
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