さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

生きるために重要な事

2007年10月08日 20時10分56秒 | MM闘病記
それは、美味しいものを美味しく食べられる事。

この週末が3連休であるという事を、先週火曜日ぐらいに知った。
そんな事は、もう、どうでも良いと思っていたのに、
それでも、仕事に行かず、平静を装わずに済む時間が、もう一日あるかと思うと、
開放された気分になった。

だから、仕事を終えたとたん、少しだけ元気になった気分になった。

突然の誘いにもかかわらず、
友人が、一緒にご飯を食べてくれた。
ご主人と死別したKちゃんだ。

このところの、沈んだ私を知っていたKちゃんは、
ご主人の三回忌を前に自分も鬱々としているのにもかかわらず、
早速、共通の友人であるKeigoのお店を予約してくれた。

Keigoと会うのも、ずいぶん久しぶりだった。

お店の人たちはとっても親切で、
温かいお店だった。

お料理も、それに合わせたワインも、
お店の人たちにお任せした。
どれも、とっても美しいお料理で、
とっても美味しかった。

Kちゃんと、Keigoのお店で、
美味しいご飯を食べて、
美味しいワインを飲んで、
私は、どんどん幸せになっていった。

美味しいご飯を、
美味しく食べられる体力の中、
大好きな人と食べられることって、
とっても幸せな事。

その夜は、そのままKちゃんのおうちに行き、
仕事を終えたKeigoも駆けつけ、
私は早々に床についてしまったけど、
夜な夜な二人はワインを飲んでいた。
お腹はいっぱいで、だいぶ疲れていたけれど、
二人が、まったりと飲んでいる気配を感じる部屋は、
とっても心地よい空間だった。

麓屋 丸の内店
正確にはKeigoが働いているお店
千代田線二重橋前駅から直結したビルの中にあります。



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1 コメント

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Unknown (keigo)
2007-10-09 01:03:58
突然だったからなおさら俺もうれしかったです。
心配していたけど明るい笑顔が見れてうれしかったよ。 僕も「料理人になってよかったぁ」と感じた一日でした。
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