さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

学習交流会へ行く

2005年08月20日 19時58分32秒 | MM闘病記
今日、MMの学習交流会へ行って来た。
どんな人たちがくるのだろう、私は果たしてどんな立場で参加するのだろう・・・って不安で緊張していた。
今現在は、症状も落ち着いているし病識のない患者だ。
看護師としての生活のほうが大きく占めているので、今のところ患者さんというよりは看護師としての感覚のほうが強い。
それが、現実に引き戻されるようで怖かった。
病気である自分、に引き戻される恐怖。
実際、参加者の厳しい病状を知らされると、私もいずれは必ず訪れることなのか、と思い怖くなった。
たとえ、発病してから20年以上病気と付き合いながら生き長らえている人をみても、そこには間違いなく闘いがあり、今も闘っているのだ。
決して、何不自由なく20年というときを経てきたわけではない。
私が、今、こうして働いているのも長く続くわけではないかもしれない。
たとえ、命の終わりはなくても。

集まったのは30人くらいの患者さんやその家族とアドバイザーの医師1名。
3時間ほどの交流会では皆が十分に意見交換するには短いように感じた。
まだ、なんともいえないが、このような会に参加して、看護師という立場でも、一患者としても得られるものは大きいと感じた。
いまはただ「ふ~ん」っていう感じでしかなかったけど。

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