夏目雅子

ドラマ、やっていましたね。
たぶん、患者さん本人は結構こういうの見られるんですよね。
家族はきつい、と思うけど。
クリーンルームにいたときは、ちょうどセカチュウのドラマをやっていたっけ。

伊集院さんとの事とか、
知らないことがあったから、なんていうかいろいろ考えてしまった。
発病当初、知人を通じて伊集院さん本人から本や色紙などを頂いた。
何度か、ここでも紹介したっけ。
戴いた色紙に書かれていた言葉

「いかなる時も自分は思う。
これからだ。
辛く苦しい時に、
自分はこう口にする。
それがどうした。」

簡単に込められたメッセージではない事を、
改めて感じて、
涙が流れた。

でも、夏目雅子さんが亡くなってから、
22年。
もう、22年。
まだ、22年。

その間に、移植治療は飛躍的に進み、
通常の化学療法と同等の治療法として扱われるまでに至ってきた。

医学は本当に進んでいるな、と思う。

しかし、
つい一時間前の番組では、
地球温暖化が進み、
巨大な台風が関東を直撃し水没する危機にさらされていると紹介されていた。
熱波でエアコンが効かなくなる。
日本が熱帯化している。

つじつまあわせが効かなくなる日が、
近い将来に訪れるのだろうか。