先日、インターネットで30〜40代のサラリーマンをターゲットにした情報配信サイト「ホウドウキョク」の取材協力をしました。
私にありがちな⁈予定してた人がキャンセルになって…という事での代役だったので、かなり無謀なスケジュール設定での依頼でしたが、まぁ、こう言う事も必要だと思い、協力する事になりました。
がんサバイバーと仕事がテーマで、働くがんサバイバーのリアルを知りたいと伺い、私の経過は長いこともあり、直接お話ししたいと思ったのですが、面談する日程は調整できず、電話取材になりました。
ちなみに、予めメールで簡単な自己紹介をしたのですが、やはりその中でもキャッチーな言葉に焦点を当てたがるんだなぁというのが、第一印象でした。
一般の、多くがサラリーマン読者を相手に、私が話せることや伝えたいメッセージは何かと考えた時に、今後増えていく「働くがんサバイバー」を社会はどのように受け入れていくのか、共存していくのか、を考えるきっかけにしたいと思いました。が、結局編集サイドとしては、がんサバイバーのリアルではなく、九死に一生みたいなドラマが欲しい。
なんだか、嫌な方向に持っていかれるかなぁ…という懸念が。
でも、ドラマのようなリアルでも、間違いのないリアルであり、読んで面白い、印象に残るものでないと次に繋がらない。
ありなんでしょうね。
正直、それほどの期待もなく、と言うのも、短い時間での電話取材で、きっと答えて欲しい内容を聞き出したいだけなのかも…と思って臨んだのもあり、結局、聞かれるままに、しかも、十分とは言えない返答に、まいったなぁ…と思っていた訳なのです。
通常、講演にせよ、インタビューにせよ、相手の求めるテーマに応じて、私なりの思いや伝えたいメッセージを予めまとめておくのですが、今回は時間的にも気持ち的にも出来ないままだったのです。
それはある意味では真のリアルである可能性もあるわけですが、私の場合はそう言うのが苦手なので、14年前の出来事はそれなりに振り返っておいて、当時の思いや事実を準備しておかないと、出し切れないのです。
まぁ、己の言い訳はこれくらいにして、
原稿を読んで、さすが、プロの仕事だなぁと思い知らされた訳です。
細かいところは、いろいろありますし、実際にはプロ相手に、細かすぎる校正・校閲をしましたが(笑)、一般の読者が暇つぶしの読み物として、その中でも何か心に残ってみたり、考えるきっかけになる物にはなりそうな雰囲気にまとめられている、ということです。
ホウドウキョク特集「もう、『がん』をむやみに怖がらない」第4回
宜しければ、ご覧下さい。
私にありがちな⁈予定してた人がキャンセルになって…という事での代役だったので、かなり無謀なスケジュール設定での依頼でしたが、まぁ、こう言う事も必要だと思い、協力する事になりました。
がんサバイバーと仕事がテーマで、働くがんサバイバーのリアルを知りたいと伺い、私の経過は長いこともあり、直接お話ししたいと思ったのですが、面談する日程は調整できず、電話取材になりました。
ちなみに、予めメールで簡単な自己紹介をしたのですが、やはりその中でもキャッチーな言葉に焦点を当てたがるんだなぁというのが、第一印象でした。
一般の、多くがサラリーマン読者を相手に、私が話せることや伝えたいメッセージは何かと考えた時に、今後増えていく「働くがんサバイバー」を社会はどのように受け入れていくのか、共存していくのか、を考えるきっかけにしたいと思いました。が、結局編集サイドとしては、がんサバイバーのリアルではなく、九死に一生みたいなドラマが欲しい。
なんだか、嫌な方向に持っていかれるかなぁ…という懸念が。
でも、ドラマのようなリアルでも、間違いのないリアルであり、読んで面白い、印象に残るものでないと次に繋がらない。
ありなんでしょうね。
正直、それほどの期待もなく、と言うのも、短い時間での電話取材で、きっと答えて欲しい内容を聞き出したいだけなのかも…と思って臨んだのもあり、結局、聞かれるままに、しかも、十分とは言えない返答に、まいったなぁ…と思っていた訳なのです。
通常、講演にせよ、インタビューにせよ、相手の求めるテーマに応じて、私なりの思いや伝えたいメッセージを予めまとめておくのですが、今回は時間的にも気持ち的にも出来ないままだったのです。
それはある意味では真のリアルである可能性もあるわけですが、私の場合はそう言うのが苦手なので、14年前の出来事はそれなりに振り返っておいて、当時の思いや事実を準備しておかないと、出し切れないのです。
まぁ、己の言い訳はこれくらいにして、
原稿を読んで、さすが、プロの仕事だなぁと思い知らされた訳です。
細かいところは、いろいろありますし、実際にはプロ相手に、細かすぎる校正・校閲をしましたが(笑)、一般の読者が暇つぶしの読み物として、その中でも何か心に残ってみたり、考えるきっかけになる物にはなりそうな雰囲気にまとめられている、ということです。
ホウドウキョク特集「もう、『がん』をむやみに怖がらない」第4回
宜しければ、ご覧下さい。
そうですよね。そうでなきゃ、仕事にならない面もありますよね。
そう思うと、目にとまる事は少ないとしても、自らが発信できる時代は、ある意味で素晴らしい事ですね。
僕は基本的に、新聞にしろテレビにしろ鵜呑みにする方ではありません。視聴率稼ぎの偏向報道のなんと多いことか!?
多忙なさゆりさんにお願いするのは非常に気が引けるんですが.......
根治を見込めない固形がんに対しての、腫瘍内科医による標準耐用量の細胞毒の無慈悲な注入は患者のQOLを少しも考えてないロボット作業の様な悪魔の儀式と言っても過言ではないと思います。NHKは盛んにこの標準治療が最善のような報道をしてます。抗がん剤も使い方によっては、QOLを保ったままがんとの共存も可能なはずなんです。ひとり1人のがんの種類、進行速度を観察しながらのテーラーメイド療法がベストなのだと信じています。どうか、さゆりさん、その辺もリサーチされて、今後の講演等での発表も視野に入れて頂ければ幸いです。。。
今の抗がん剤治療は下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるの世界で、やってみて効けばラッキー、ダメなら次、ですよね。
個別のがん細胞に反応する抗がん剤を調べた上で治療ができれば。
でも、今は保険ではできず、莫大な費用が掛かるのが現状です。
まぁ、いずれにしても、進化の過程であって、それを踏まえてどのように選択するのか、を本人や家族が決められる時代、なんでしょうね。でも、決定権があるというのも、なかなか難しいもので、私なんかは、自らでは決められない領域であるほうが楽だと思う事も多かったです。