さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

自分の身体と対話する

2005年04月23日 21時23分42秒 | 日記
昨日の私はどっと疲れていた。

一週間の仕事の疲れがたまっていたのかもしれない。
それに、先週は相次ぐ同級生の訃報を聞き、参っていたのだ。
木曜日には通夜にも参列したが、5月に挙式予定だったフィアンセやご両親の心中を察すると言葉もなかった。
明日はわが身、かという状況に陥っている私にとって、これまでにない複雑な思いをいだいていた。

仕事も午前中で切り上げて、早々に帰宅。
お風呂にゆっくりつかり、メディキュットで足のむくみをとる。
しかし、夜になっても体調は悪化する一方だった。
不安になり体温計を取り出す。
案の定熱が出ていた。
風邪引いたのかな。

いや、そんな簡単な反応ではなかった。
なんで?何で熱が出てるの?
風邪流行ってる?
免疫力が落ちてる?
病気が悪化している??

1年半前の冬、突然、自分が病に侵されていることを告知された。
まもなく入院、治療が一年続きようやくこの春から仕事にも復帰したのだった。
病気は克服していない。
完治とはいえない病。

だから、ちょっとした体調の変化に過敏になる。
こんなに体調管理に気をつけているのに。

しかしある意味、自分の体に対してやさしくもなってきた。
無理してない?休んでいいんじゃない?
って、自分の身体に問いかける機会も増えた。

何はともあれ、熱は下がり、だいぶ調子も良くなってきた。
明日は、後輩であり入院中はお世話になった看護師さんである知人宅を訪問する。


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