さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

市民公開講座に参加して

2010年03月14日 23時35分32秒 | MM闘病記
本日は、慶應義塾大学で「血液のがんと共に生きていくために」という市民公開講座がありました。

ぽかぽか陽気の中、長丁場の講演会のため、慌てる必要もないか~なんて思ってややのんびり目に向かいました。
ところが、田町駅を降りると、ギリギリの時間に気持ちはどうしても焦ってしまい、
会場にたどり着けるかという不安も合わさって、
気がつくと周りも気にせず必死に歩いていました。

すると、突然、ある男性に声を掛けられます。
患者仲間のTさんでした。
必死に歩いている姿を見られた!?という焦りと、
あ、これで、会場にはたどり着ける!(だろう)という安心感とで、
なんだかよくわからない会話を交わしました。
面白いことに、会場に着くまでにもう一人、前回の講演会でお知り合いになったDさんともばったり!
不思議な縁ですww

講演は、基本的な血液の仕組みから各疾患の基礎知識、データの見方なんかのレクチャーがあり、各疾患ごとに分かれて分科会がありました。
もちろんMMの分科会に参加したのですが、
骨髄腫患者の会のHさんや、メーリングリストでおなじみの方々、ブログで応援して下さっている方々・・・等沢山の方と久しぶりの再会が出来て、
休憩時間は同窓会のような雰囲気になっていました。

分科会での内容は、世界での新しい情報なども盛り込まれていて、
骨髄腫治療の選択の幅はさらに広がっているんだなあ、ということを実感しました。
ただ、残念なのが、いまだに治癒する疾患ではないという事です。
同種移植の話が少しではしましたが、臨床試験的な治療、と。

残念ながら、資料不足で手元になかったため、その内容を詳しくご報告することが出来ないのですが、
ベルケイドやレナリドミドなどの新規薬剤を従来の治療法と合わせて使用することが、治療の成績を上げているようだ、ということです。
治療をしても、再発を避けられないのであれば、
再発までの時間を少しでも長く出来ること、というのはとても重要なことです。

とにかく、今日お会いできた皆様と、笑顔で再会できたこと!
それが何よりの収穫でした。

それから、今日、たまたまお会いすることが出来たTさんから、貸していた本(といっても私が一方的にお貸ししたのですが(笑))とともに、オシャレなチョコレートをお礼にといただきましたww
今日はホワイトデー。
帰りの駅で見かける女の子はオシャレな紙袋を手に持っています。
私まで、バレンタインデーのお返しをもらって家路につく女子みたいな気分になれましたw
改めて、ありがとうございます。

眠たいので、今日はこの辺で・・・

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1 コメント

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お疲れ様でした☆ (めぐ)
2010-03-15 19:48:51
パパとママが、さゆりさんに会えてとっても喜んでました
やっぱりそういう会に行くと、普段なかなか会えない人に会うことができて嬉しいですよね
私もさゆりさんに会える日を楽しみにしています
お仕事大変だと思いますが体に気をつけてね
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