さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

青森2日目( 帰宅)

2011年10月25日 21時14分43秒 | MM闘病記
金曜日に酸ヶ湯温泉に泊まり、翌日、青森駅までの無料送迎バスがあると聞き…悩みました。
時間が8:30と11:40というのです。
本当は八甲田山のロープウェイに乗って、一時間ほど歩いてみようと思っていたのです。
しかし、途中下車してJRバスを利用して一時間半の道のりを乗ると結構(料金が)かかるのです。
だから、無料送迎には惹かれて…考えました。
酸ヶ湯温泉から八甲田山のロープウェイまでは車で10分ほど。
8:30のバスに乗り、ロープウェイ前で下ろしてもらう。
そして9時から動くロープウェイで山頂に上がり散策し一時間ほどで下りてくる。
ちょうど良いJRバスで酸ヶ湯温泉まで一旦戻り、少し休んでから11:40の無料送迎バスで青森まで乗る!
かなりわがままプランでしたが、理想的でした。
ダメ元で頼んでみたら、わざわざ酸ヶ湯まで戻らずにロープウェイ前でピックアップしましょうと宿の方が提案してくれました。
ありがたいことです。

さて、心配なのは、土曜日の天気でした。
金曜日でさえ雨の予報に勝ったのですが、さすがに、土曜日は雨風が強くなるという予報でした。
ま、後は風まかせ。
一応、予定のプランで動きました。
朝はふと目が覚めた5時からお風呂に入り、一時間休んでから朝食をいただきました。
雨は降ったようでしたが、晴れ間も見えていて…景色はダメでも、散策は出来そうだね、とワクワクしました。

ところが、20分ほど前になって、部屋の電話が鳴りました。
強風でロープウェイが止まっている、という内容でした。
わざわざ調べて下さったのでしょうか。
しかし、雨が降っていなかっただけに残念でした。

さて、予定変更を余儀なくされましたが、せっかくなので、8:30のバスで青森まで行くことにしました。
市場や海沿いをぶらぶらしたりしようか、と。
青森駅は海の近くで、少し歩くとかつての青函連絡船の乗り場などがあり、港街っていう雰囲気がありました。
小雨の中でも都会では見られない澄んだ海に吸い込まれそうでした。
雨で踊る水面に目を凝らし魚を見つけてははしゃぐ母娘。
いつの間にか、雨も本降りになり、ずいぶん歩いていたのに気付きました。

戻って、市場でホタテを買ったり、八戸で食べられなかったいちご煮(うにとアワビのお吸い物)の缶詰めを買ったり(駅では1,300円くらいのが950円に!)、
岩ガキをその場で食べたり、市場内の食堂で食事をしたりしました。

それでもまだ時間があったし、雨が上がっていたので、三内丸山遺跡を見に行ってきました。
平成になってから発掘が始まったそこは、日本最大級の縄文時代の集落の遺跡との事。
縦穴式住居やお墓とみられるところ、ゴミ捨て場とみられるところからは、多くの土器やポシェットのような編み物、勾玉などが見つかったようで、
「地下には真実が、地上は…ロマンが」
と話されていたのが印象的でした。
そうそう、そこは公園のような身近な場所にと入場無料にも関わらず、一時間ほどのガイドもあるのです。
とはいえ、公園以外にもミュージアムなどもあり…時間が足りないくらいでした。
しかし、縄文人が好んで食べたという栗を使った、ソフト栗ームは外すことなく食べ、タクシーで新青森まで戻りました。
写真は三内丸山遺跡のシンボル、六本柱と縦穴住居です。

いや~終わってしまうとあっという間の旅行でしたが、一泊二日で青森旅行のわりには、充実した二日でした。

二日間、ウソみたいに元気でしたが、美味しい水と空気のおかげでしょう。
日曜日は予定通り、ほとんど寝て過ごしました。

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2 コメント

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お疲れ様でした (ホタル)
2011-10-26 06:40:00
八甲田ロープウェイはほんとに残念でしたね、機会があれば次回は是非! あとソフト栗ームってどんなんでしょう.....栗味なんですか?
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ホタルさま (さゆり)
2011-10-26 20:10:18
ソフト栗ームは…栗味でした。かといって、モンブランのような濃厚さはなく、さらりと食べやすかったですよ~。
八甲田山はまたの機会に是非行きたいと思いました。
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