さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

今日のお願い

2007年09月04日 22時48分28秒 | MM闘病記
今日、久しぶりにIさんのお見舞いに行きました。
Iさんは前回に入院していたときにお知り合いになった悪性リンパ腫の患者さん。
移植前の化学療法中。

昨日の受診の事とかがあったからかな。
なんだか、顔が見たくなってしまいました。
お部屋に行くと、思いのほか元気そうなIさん。
なんだか、ほっとしました。

そして、同室に、これまた前回の入院中に知り合っていたI君もいる、と。
彼は、私の一つ下だったかな。
当時は白血病と診断された直後で、あまりおしゃべりする精神状況じゃなかったんだけど、その後、化学療法→骨髄移植を無事に終えて、
まもなく退院できる、と。
だいぶ痩せちゃったみたいだけど。
結構元気そうで。。。
良かった。

そういえば、I君には私がナースだという話はしていなくて。
初め、突然白衣のままで声かけたら、きょとんとしちゃって…。
「6階で入院していたときに…」
と言ったら、
「あ~」
と言ったまま、頭の中では世話になったナースの顔で思い浮かべようとしているみたいで。
「あ、いやいや、私も患者さんとして、ね」
と言ったら、びっくりしてたよ。

とにかく、元気になった良かったなあ~。。。

でも、それとこれとは別問題で、
私は、白衣でここにいるわけで、
パジャマでなんて居たくない。。。
もう、そんなのやだよぅ。。。

は~。。。

そんな事言ってたって、
だんだん、自覚的にも具合が悪くなってくれば、
仕方ないかと受け入れて、
なるようにしかならない、と思うんだろうけど。
でも、
もう、
勘弁してください。

誰かが、奇跡を起こします、と言うのであれば、
その言葉の通り、
もう、西洋医学的治療を施すことなく、
元気な、普通な32歳にしてください。

それが、無理と言うのなら、
ほんと、お願いだから、
さっさと逝かせてください。
こんな、拷問的な状況、
結構きついのよね~。。。

もちろん、今のところの生活なら、
何とか我慢して生きていける気がするから、
まだ、逝かなくてもいいからね。
いま、っていうのはまだ早いけど、
身体も心もつらくなってきたら、
ん~どうか、さっさと逝かせてください。

恋愛したいとか、
結婚したいとか、
旅行したいとか、
美味しいもの食べたいとか、
わがまま言わないから。

でも、とりあえずは今月末に出雲に旅行に行くし、
秋になったら先輩と温泉行くし、
オペラも見に行く予定だし、
すでに予定していることだけは、
充分に楽しませてよね。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (keigo)
2007-09-05 00:59:35
おぉ!!
楽しそうな予定沢山つまってるじゃん!!
充分に楽しんでこなきゃ損だぜ!!
だいじょうぶ。絶対に楽しめるって!
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>keigo (さゆり)
2007-09-05 21:46:48
そうそう、頼むからさ~楽しい予定は楽しませてくれ~なのよう・・・。
か弱い乙女っつうのも大変だわよ(汗)
返信する
Unknown (あつこ。)
2007-09-07 21:28:56
うーん、わかるなあっていう感じ。
他に言いようがないです。
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