HosPAC定例総会

私が時々お邪魔している全国院内患者会世話人連絡協議会(HosPAC)で講演させて頂きました。

私が通院している病院の院内患者会で世話人をしている関係で時々参加していたのですが、今回はその定例総会で講演する機会を頂きました。
とはいえ１時間、テーマも案外自由な感じだったので…結構悩みました。
ナースという立場で、大阪で医療者向けの講演会で話した内容や様子も入れて、と依頼され…。
案外地方からも世話人をしている方がいらっしゃるので、どんなこと話したら、役に立つかなぁ〜と。

結局、ほぼゼロからスライドを作りました（笑）
で、関わっている患者会の紹介や医療者がどんなことを感じているのかという事、ナースの視点を患者会の世話人に落とし込んで考えてみる、としました。
講演は１時間だけど、話は45分くらいであとは質疑応答をして…なんて思っていたのに、作ってみるとほぼ１時間の内容に
でも、今日に至るまでが急に忙しくなり過ぎて…充分に推敲できず、結果、ちょっと早口作戦に

参加人数は20名ちょっとで、よく見かける方々なのですが、東大の院生をしているナースとか、同じくサバイバーナースもいて、結構ハードル高めな感じ。それに、皆様しっかり患者会を運営されている、人生経験豊富な方々で…
自信が全くありませんでした。

でも、とにかく皆さん温かい人たちで、どうしても視界に入る方が、頷きながら聞いて下さったりするので、途中からは、寝てる人にも気づける余裕も。
そうすると、途中でちょっと笑える小ネタを挟んだり、間の取り方を変えたりしてみたりして。慣れてくるとこう言う事が出来るんだろうなぁ〜なんて思いながらお話ししたりしてました。

講演のあとは、フリートークしたり、会が終わってからはみんなで中華食べに行ったりして。
皆様からお褒めの言葉を頂けたので、ホッとひと安心しました。
それに、それぞれお話しを伺うと気になった点や思う事、感じる事が違っていて、私の方が沢山学ばせていただきました。

今回のタイトルを「サバイバーナースとして関わる患者会について」とした割には、だから何が違うんだろうと悩んだり、どのような切り口でお話ししようかと悩んだり
結果、ある時ふと浮かんだ、プライマリ・ナーシングの考え方を使ってみようと、古い本をひっぱり出してみたりして…。
自分の確認も含め書き出してみたら、それが案外上手くいきました。
参加したナースからも合格点を頂けたので、やー本当良かったです

人としても、ナースとしても、このような場でお話しするスピーカーとしてもまだまだですが、だからこそ、私自身の振り返りや考えをまとめる機会になっていて、学べることに感謝をしました。