さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

日和見感染・・・

2007年02月08日 20時51分14秒 | MM闘病記
日和見感染。
健康な人では感染しないような病原体が原因で引き起こされる感染症。

久しぶりに思い出した言葉です。
「老人期の看護」かなんかには当然登場していた言葉。
13年位前の話・・・

今の私は、まさに日和見感染症状態・・・か。

日曜日のCTでは右下肺の細菌性肺炎像あり、と言われ。。。
昨日のCTでは、だいぶ改善してきたみたい、と担当医から説明がありました。
が、そういっていなくなって間もなく、再び担当医登場。

「さゆりさん、CTをもう一度チェックしたんだけど、
左肺にも2つ、小さな肺炎像があってね・・・。
まあ熱も下がっているし、抗生剤とカビの薬は効いていると思うんだけど、
念のため、薬の種類変えますね」

と・・・。

両肺に肺炎像・・・ということで、
真菌性の肺炎を疑うそうで。

折角なので、CTの画像も見せてもらいましたが、
ん~怪しげな影がありました。。。

ベルケイドとの関連はあまりないと言いたいところですが、
やはり、ベルケイド使用中のことですし、
あらゆるケースを想定して治療していきましょう!
ということでした。

とにかく、私自身、なんだかんだ言っても大丈夫だろう
と、感染予防行為を怠ってしまう傾向にあったんだと思います。
WBC3000以上あるし・・・とマスクもせずに病棟内をうろうろしていましたし。
他の患者さんに比べたら、自己管理が甘かった。。。

ちょっと反省しました。

もちろん、いくら注意してもいたしかたない感染症に罹ってしまう事もあるかもしれません。
つまり、日和見感染です。
しかし私の場合、治療による身体のダメージに対して、
自分自身が軽んじすぎていたのかもしれません。
もっと、大事にしてあげなきゃいけなかったのかもしれません。
私はか弱いんだから、注意しなきゃ!って肝に銘じました。

どこかで、
「この状態を外来でやらなきゃいけなくて、
あまり寝ていてはいけない。
なるべく、普段通りの生活をしながら、治療しなきゃいけない」
って思っていました。

元気があれば階段昇降
朝晩2回はなんちゃってヨガ
入院中が開催日だった院内のおしゃべり会の世話役
・・・

自分が話したかったのですが、
いろんな患者さんとおしゃべりしたり、
面会に来てくれた友人知人とおしゃべりしたり。

全てがいけなかったとはもちろん思っていませんが、
ちょっとつらいな~とか思う時も、
ちょっとは頑張ってしまったことも否定できません。

話は堂々巡りになりますが、
とにかく、
無事に退院できるまで
一休み、一休み・・・





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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
忘れ物 (まり猫)
2007-02-08 21:42:40
そうなんです。どうしても元気だったのに・・・というイメージが今の自分と重ならなくて、つい無理をしてしまうんです。この無理をするという境界線が非常に難しいんです。
かなり自分の病弱さをいつも念頭に入れておかないといけません。
忘れないようにしてください。
と、いつも忘れがち(認知症?)な、まり猫より。
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Unknown (ゆかこ)
2007-02-08 22:19:55
さゆりさん、こんばんは☆彡



熱はもう下がったのですよね?

本当に無理せずに、ご自分を可愛がってあげてくださいね!!

お大事にしてください!



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Unknown (さゆり)
2007-02-09 09:54:46
>まり猫さん
そうなんですよ~
無理をするという境界線・・・常に越えているんだろうなあ・・・
病弱さ、という己の前提をまだ認識できていないのかもしれません。。。

>ゆかこさん
そうそう、熱はすっかり下がって何もしなくても平熱!!
無理しない・無理しない・無理しない・・・
呪文呪文。
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