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換気です。

2016年12月12日 | 参加シリーズ(旧参加します。)【終了】

小生、建築設備つまり、建物の温度、湿度、気流(室内の空気の流れ)などを専門とする技術者です。

結露とは、温度と湿度の関係です。

よって、そのバランスを適切に保つことで、対策することができます。

湿度が高くなると結露が発生しやすくなります。でも、空気が乾くと、乾燥し、別な弊害が生じます。

そのバランスによって、結露対策ができます。

押し入れのように、空気の流れがないところは、湿気がこもり、壁にカビ(つまり結露)が発生します。

適度に、密閉した空間(押し入れ等)は避けて、適度な空気の流れを確保することによって、換気され、結露を予防できます。

小生は、押し入れには、適度の隙間を開けておきます。

浴室は、入浴後、窓を僅かにあけて、浴室内の湿気を逃がします。

24時間換気扇を回すことも意味がありますが、窓を開けることで、自然力(自然換気)を活かし、結露の防止、カビの発生抑制を行っています。

自然に摂理です。

お困りに方は、「湿り空気線図」「須賀工業」をキーワードに検索してみてください。

どんな条件、湿度と温度で、結露の条件が見いだせるか、簡単に解ります。

ちなみに、結露が発生する壁、窓ガラスなどの表面の温度を「露点温度」と言います。

結露防止には、その表面温度を「露点温度」以上に保持できるようにすることが結露防止になります。

 

結露には、もうひとつ、内部結露という現象があります。簡単に言うと、壁や窓ガラスに水滴を生じる現象を「外部結露」、つまり、皆さんがご存じの結露です。それと違って、条件によっては、壁の内部で結露することがあります。

それを内部結露と言います。

内部結露が生じると、コンクリートの壁の中で、結露し、その水滴が凍結、つまり凍ると、壁内部で、水が氷になることで、膨張し、壁の亀裂などが生じることがあります。

理屈は簡単ですが、表面に出ないので、詳しくは、内部結露で検索して、対策、方法をご覧ください。

結露は、地域差、室内の温度・湿度条件、生活習慣によって、異なります。

個別の対策については、ご自身の生活習慣を分析し、必要な対策を施してください。

以上/一級建築士&建築物環境衛生管理技術者&エネルギー管理者&高等学校教員免許(工業)保持者:ボウボウ

 

ちなみに、小生、学生時代の得意科目は、室温変動理論、建築設備計画原論です。現在は、建築環境工学といいますが、小生は、「建築設備計画原論」が正しい表現だと思います。

露点温度>室内温度-(室内の熱伝達率÷壁の熱還流率)×(室内温度ー外気温度)

 

順位

1位:自動車免許

2位:一級建築士

3位:順位(考察)

4位&10位:建築設備検査員

5位:建築物環境衛生管理技術者

6位:再講習資格

7位:人気資格TOP30

8位:忠臣蔵(資格以外)

9位:給水装置工事主任技術者(一番新しく取得した資格)

資格関係がランクインしています。甲種特類消防設備士が圏外に!

皆さま、ご覧頂きまして、ありがとうございます。

今後も、宜しくお願い致します。

(意見には、個人差があります)

 


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