三重県と滋賀県の県境のあり、鈴鹿山系の最南端にあたる油日岳に登ってきました。
国道25号線を経てつつじの名所という余野公園にはいりここから東海自然歩道を
奥に行き、奥余野公園という自然公園に駐車場と登山口がありますのでそこに車を
止めます。
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(奥余野公園は7世紀の壬申の乱の古戦場とのこと)
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(案内板、今回はぞろぞろ峠を経て左に回り、油日岳を目指す周回コースです)
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(登山口 源義経「平家追討の為の西国への道」の標識が下においてあります。)
義経が木曽義仲の討伐のために通ったという道が登山道になります。
登山口より東海自然歩道に入り、沢伝いに登りますがよく整備されていて
足場も不安はありません。
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(東海自然歩道の沢渡り)
急な勾配を登ると分岐が現れます。ぞろぞろ峠です。
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(ぞろぞろ峠。妙な名前の由来は何だろう、特に表記がない。)
右へ行くと旗山への周回や加太不動滝へ行くようですが、そちらは次回にし左へ行きます。
峠を少し行くと三重県側の展望が開けます。
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(ぞろぞろ峠付近より。眼前に那須が原山と遠くに御在所岳かな)
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(つつじが咲いていました)
余野公園はつつじの名所で、ちょうど見ごろの時期ですが、山中にはそれほど
多くありませんでした。
しばらくやや急なアップダウンを繰り返して最初のピークの倉部山頂につきます。
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(倉部山山頂。標識が無ければ特に頂上だという感じはしない)
そのまま尾根伝いに縦走し、展望を望みながら歩きます。
<鈴鹿方面展望地という標識があるところです>
降りて次の峠「不鳥越峠」と書いてある。何と読むのかわからない。
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(不鳥越峠標識。このあたりは名前の由来がよくわからない)
峠を降りてまた登りになります。
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(倉部山を下りた不鳥越峠より三国岳を望む)
次に左の三重県側に伊賀市甲賀市側展望の標識がありました。
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(伊賀市のゴルフ場が見えます)
ややきつい登りですが景色がいいのと登山道の状態ごとの距離が短く変化に富んでいるので
それほど疲れは感じません。
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(三国岳山頂に到着。ここも標識が無いと頂上かどうかわからない)
三国山を降りる頃から勾配は急になる。細かい花崗岩の砂利道もあるので慎重に。
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(三国山直下り。急です)
そして峠に降り切るところが最大の難所のロープ岩場。高さはなくしっかりしているので
問題はありませんが中高年の方は慎重に。
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(ロープのついた岩場を降りる)
降り切ったところが望油峠
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(望油峠。なぜかここだけクライマーのイラスト付き標識)
峠より再度ロープ岩場を慎重に登りややきつい勾配を進みます。
忍者岳への分岐がありそちらへ十数メートル行くと忍者岳とのこと
縦走路の最高地という忍者岳だけですがここも標識が無いと何もわかりません。
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(忍者岳山頂の標識。名前の由来はここも不明)
登山道に戻りここから次の加茂岳への道は細い尾根伝いになります。
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(かなり浸食された痩せ尾根)
多くのところで尾根が浸食されています。将来崩壊する所もあるかもしれません。
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(ここも痩せ尾根。靴一足分の幅しかないので慎重に)
次のピークに到着。ここもよくわからない。
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(加茂岳山頂)
加茂岳より細かなアップダウンで油日岳に着きました。
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(油日岳山頂にて記念撮影)
平坦な山頂で展望はありません。
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(油日神社奥の院、甲賀市の油日神社は油の神様を祭り、国の重文とのこと)
山頂より少し北側に降りた所に小屋がありそこから景色が見えます。
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(山頂小屋越に甲賀市側を望む。ここもゴルフ場が見える)
最後の下山ですがここからがかなりに急降下になります。
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(下山道。急なうえ木の根が絡み合っています。足元に気をつけて)
すぐに沢に突き当たります。
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(沢に突き当り分岐になります。下山の為右へ行きます)
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(沢沿いの道。かなり歩きにくい)
沢沿いには落ち葉の体積物におおわれ足が埋まってしまうところもあります。
アルミの梯子で沢におりる。
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(しっかりしているが、梯子自体はボコボコ)
あとは穏やかな道を降りてゆきます。
途中に大小の滝があります。
<三馬谷滝>
このあたりで地中よりタゴガエルと思われる鳴き声がグーグーと聞こえていました。
最後の林道にてモリアオガエルの卵を発見。
(モリアオガエルの卵)
そしていましたモリアオガエル
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(モリアオガエル 逃げる事無くカメラを睨み付けていました)
元の登山口の反対側の登山口に戻りこれで一周です。
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わずか3時間半ほどの縦走でいろいろな状況を体験できる楽しいコースです
年を取り高い山登りができなくなっても定期的に登りたい所だと思いました。