中高年 51歳 あの国道418号へ行ってきたぞ。
418号線は岐阜県八百津町から恵那市へ木曽川沿いを走る
道だが道路地図では確かに国道だ。
将来、新丸山ダムができダムの水位が上がると水没してしまう
ので、その前に行ってみようと思い立った。
まず八百津といえば、杉原千畝の人道の丘が有名だが、あえて
関西電力、旧八百津発電所を見学、そして丸山ダムを見ていよいよ418
号線へ突入する行きどまりのところまでとにかく行って見よう。
(旅足橋 たびそこばし 立派な橋だ)
最初は舗装道路で木曽川沿いを走る快適な林道という感じ、
2kmほどで大きな赤い鉄橋が現れる「旅足橋」(たびそこばし)とある。
さらに進むとだんだん道幅が狭くなり舗装もとぎれてきた。
ほとんど林道状態になり、普通車では無理な道路になってきた
だんだんやばくなってきたがとにかく進む。
軽の4WD車か私のようなオフロードバイクでないととても進めない。
それも慎重に走らないと、転落、木曽川へまっさかさまだ。
(途中の滝 近くに行けるようになっている。)
途中いくつか小さな橋がかけてあり、滝もあり、ちゃんと木の階段も
かけてあり、おりて見ることができる。
ダムから5kmぐらいのところで二股トンネルが現れる長さ100mぐらいか
道路に比べかなりひろくて立派なトンネルだが真っ暗で明かりは必要。
二股トンネルの横っ腹になぜか謎のトンネルがあった。中は広くて明かりさえ
あれば普通に歩いて行ける。20mほどで人為的に埋められていたが
二股トンネル以前の隧道か、それともトンネル建設のための予備溝か。
いくつも通行不能の看板を通り過ぎ、8kmぐらいで通行止めの柵が
現れた。
ここでバイクを降り眼下に見える赤い五月橋へは県道(ほとんど獣道)
を歩いてゆく。五月橋は橋板は金網でスリルがある橋だ。
対岸へ渡り瑞浪市側へ行きしばらく山道を歩くと突然廃屋が現れた。
(平屋に見えるが川側は3階たて) (廃屋より今来た五月橋を望む)
木曽川見物の観光用飲食店の跡らしい、急斜面にへばりつくように
立っている廃屋は気味悪いが少し生活感がのこっている。
近くに「深沢峡」の石碑が建っていた。
やはり観光地だったようだ。
再び五月橋を渡り418号線へと戻る、バイクで町道を経由して今度は
新418号線を走るが、こちらはまるで快適な道路だ。
特に「新旅足橋」はまるで空を飛んでいるのではと思ってしまうほどの高い橋だ。
旧418号線がまるで地獄への一本道なら新418号線は天国への一本道だ
(暴風の時はかなり危ない)
この418号線がダムにしずむのは非常に惜しい。また遊びにこよう。
今度は恵那市側から行ってみよう。
<後日再度行き、ビデオを撮ってきました,旧道です> <新道、新旅足橋です>