我々にはあまり馴染みがない呼び名ですが、カンムリワシ Crested Serpent Eagle 全長約55cmで、ノスリくらいのおおきさです。頭は黒く、後頭に白色を混じえた幅広の冠羽がある。嘴は黒いが、眼先から蝋膜にかけて黄色く裸出。体はチョコレート褐色で、上胸には暗色の縁のある白色斑、それ以下には横班がある。翼は幅広で丸く、下面は黒く縁取られ、白黒の3帯をなす。裏雨覆は褐色に白斑がある。尾は黒褐色に太い白帯がある。足は黄色。幼鳥の頭は白黒斑で、下面は白色のものが多い。インド、スリランカ、からビルマ、インドネシア、フィリピン、北は中国南部、台湾、沖縄まで分布。琉球諸島では石垣島、西西表島、与那国島などに分布し、冬も滞在。山地から平地までの密林に生息し、高木や枯れ木にとまりヘビのほか、トカゲ、カエル、昆虫、鳥類などを狙う。
見るからに嘴は細部にまで切り裂くような繊細な機能の持ち主の感じが湧き出ています。どんなものにも瞬時に対応できる雰囲気を感じさせます。厳つい顔が強烈なイメージを醸しています。
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