ハシボソキツツキ Northern Flicker 全長約32cm。上面は褐色で黒っぽい横縞模様、下面は白っぽい色に黒い斑点が一面にあり、胸には大きな三日月形黒斑がある。頭上は灰色、灰橙色、褐色、黄褐色など、嘴の基部から出る頬線が黒色、赤色など、亜種あるいは雑種の個体によって異なる。腰は白い。翼上面は褐色に黒褐色の横縞があり、下面は白っぽい色で黄色あるいは橙色や黄色味の桃色を帯びる。羽軸の色も亜種によって黄色、赤色などと異なる。尾は黒褐色であるが、下面は赤色型、黄色型と亜種によって異なる。黒色の嘴はかなり長く、やや下に湾曲。雌雄の羽色は嘴基部から出る頬線の有無などで異なる。アラスカの森林限界以南からカナダ、アメリカ、メキシコ、グアテマラ、ニカラグアに分布。北方で繁殖する亜種は南に渡って越冬。生息環境は山林や潅木のある砂漠地、耕地、市街地の公園などで、特に開けた地域に隣接する枯れ木の多い林を好む。主食はアリで、樹上あるいは地上をはね歩きながら採食し雛にはこれらを吐き出して与える。甲虫、コオロギなども食べ、ときには空中捕食も行なう。長い粘り気のある舌をアリの巣穴にいれて、アリをひきだす。
ドラミングの大きな音はかなり遠くまで良く聞こえる。顕著な鳴き声や威嚇姿勢などでテリトリーを防衛。カナダのトロント郊外の著名なカーバー、パット・ゴディーンさんの指導を受けてるときに何度も飛翔しているのを確認しました。かなり大きな音を立てて飛ぶのにはビックリしました。
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