清水正廣のバードカービング・アート

バードカービング作品、野鳥写真、製作資料など紹介しています。
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ナンベイヒナフクロウ

2016-07-25 20:14:33 | フォト

 ナンベイヒナフクロウ Mottled Wood Owl 全長30.5~35.5cm 球のような頭は大きく、胴の半分以上ある。全身が褐色で、下面は白い横斑が多く入り、形と翼内側に白斑がある。眉、眼先、眼の下が白くつながる。虹彩は褐色、サハラ以南のアフリカに分布。

まだら、感覚で頭が丸く、大きいのが、ヒナフクロウ、で、ヒメフクロウは小さい意味が有ります。 中々付けられた名前が余りにも時代の表現や、意味合いで付けられた名前が現代の我々には理解しがたいものになっていることに困惑しております。どうぞ鵜呑みでおぼえなければなりませんのでご理解ください。 現代の若い女性の名前が日本語で読めないのと同じ様な感覚になります。 いまさらながら、残念におもいます。


アメリカオシドリ

2016-07-24 20:31:58 | フォト

 アメリカオシドリ American Wood Duck 全長43~51cm 生殖羽雄の後頭にのびる長い冠羽は緑、藍、紫色を帯び、嘴基部からと眼から冠羽の先端まで達する2本の白線がある。頭側は黒く、眼下部に半月方の白斑がある。喉と頸は白い。上面は光沢のある青銅緑色。肩羽は大部分が紫黒色。上胸は赤紫色で縦の小白斑があり、胸側に白と黒の2条の帯がある。体側と脇は黄土色で黒色の細かい虫食斑がある。腹は白い。嘴は赤、黒、白、の3色からなり、下嘴は黒い。足は黄色を帯びる。北アメリカ中部から南はフロリダ、テキサス州やキューバにかけて繁殖し北方のものは冬季に南へ移動。

相当、派手なカモです。アメリカでは人気のカモの1羽です。


アメリカムラサキバン

2016-07-23 21:03:21 | フォト

 アメリカムラサキバン Purple Dallinule 全長33cm 頭から胸、腹は紫色がかった青色。上面は暗緑色、下尾筒は白色、虹彩は褐色。嘴は朱色で先端が黄緑色、額板は青灰色または青味がかった白色。足は黄色。アメリカ西インド諸島に分布。主にアメリカ中部で繁殖し、冬は南部に渡る。何と高貴な色合いを持ったバンでしょうか! 日本のバンとは、かなり色合いに違いが有ります。

この輝くような色合いは最高です。 さすがに立派な強い大きな足を持っています。


オウサマタイランチョウ

2016-07-22 18:58:44 | フォト

 オウサマタイランチョウ Eastern Kingbird 全長20cm 上面は灰黒色で翼の羽縁は白い。尾も黒色で外側と先端は白い。下面は灰色で胸のあたりはやや濃い。北アメリカのロッキー山脈東側から東海岸に分布。冬はアルゼンチン北部より北の南アメリカに渡るが、渡りの際にしばしば大群を作る。繁殖期のテリトリーをカラス科、ワシタカ科、フクロウ科、に対しても防衛するため、果敢に攻撃を仕掛ける。このためにネイティブアメリカンは小さな酋長と尊敬した。ヒタキ型菜食法で飛翔昆虫を捕食。

確かに勇壮な感じを受けます。人気が有ります。 制作をしてみると良いです。


ハサミアジサシ

2016-07-21 19:57:33 | フォト

 Black Skimmer ハサミアジサシ 翼は長くとがっており、足は短く、尾も長くない。上面は黒色または黒褐色、額と下面は白い。嘴は大きく長くて縦に扁平で、下嘴が上嘴より長く、先端はナイフ状にとがる。嘴は橙色か黄色。瞳孔は縦に細長い。喉の筋肉は異常に発達している。アフリカ、南北アメリカ、インド、東南アジアの熱帯に分布。

今は亡き、ハバート ディーンさんと食事をしていた時のことを思い出します。ある分野の先生でもあった彼の優しさが忘れられません。あまりにも人間的な彼の気持がいつでも思い出される瞬間をこのハサミアジサシを見るたび思い出します。いろんなエピソードや表現技術のテクニックなども沢山教えてくれました。渡米のたびに彼の墓にお参りし、感謝の念を繰り返し伝えています。晩年の彼の病んでいた病気はいまでは、かなりの確立で回復にむかえることが出来るようになってきています。彼が亡くなってすでに7年目になります。