清水正廣のバードカービング・アート

バードカービング作品、野鳥写真、製作資料など紹介しています。
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ササゴイ

2017-11-08 18:42:46 | フォト

 久しぶりの紹介です。 ササゴイ Green backed Heron 全長40-48cm。頭上は黒く、後頭の羽毛は長くのびて冠羽状。後頭から背は青緑色で、腰から尾は緑色または青色を帯びた黒褐色雨覆いは緑色光沢ある黒褐色。風切は黒褐色を帯びる。嘴基部から眼下部を通るひげ状1本の黒線がある。喉は白く、下面は灰ねずみ色で、中央は白い。嘴は黒く、下嘴基部寄りは黄色を帯びる。眼先の裸出部は黄色。虹彩は黄色。北はアムール川流域、日本から、南はオーストラリア北部、西はインドまでのアジアとオセアニアの温帯、熱帯およびインド洋の島々、アフリカ、南アメリカに分布。

雛からここまでになるのが速いのです。既に、成鳥の色合いを準備されているし、それなりの様相は身に付けているみたいです。アップの画像が見つからなかったので次回に御見せします。

 

 


アメリカオオアジサシ

2017-11-07 19:02:50 | フォト

 アメリカオオアジサシ Royal Yern 全長51cm。赤橙色の嘴を持っている。良く似ているのがオニアジサシで全長53cm。ですが、いずれも夏羽根の頭頂,後頭部は黒く、後頸の羽毛は冠羽をなす。上面は灰色、下面は青白色。オニアジサシは白色。尾は凹尾で灰色。足は黒色。冬羽は頭頂に白斑がある。若鳥は上面に褐色斑がある。アメリカ北中部、南部の海岸地域全体とカリフォルニア半島で繁殖。 オニアジサシと対比して覚えると良いです。飛翔形で表現すれば、オニアジサシよりも薄っぺらい感じと、下面が青白っぽい感じで見つけるといいでしょう。

雛のうちは地上で活動しますが、飛べるようになると、めったに地上には降りない


ミドリツバメ

2017-11-06 20:11:44 | フォト

 ミドリツバメ Tree Swallow 全長13~15cm。雌雄同色。上面は金属光沢のある青緑色。下面は白色。嘴は黒色。体形はショウドウツバメに似る。幼鳥は上面が暗褐色。アラスカ、カナダから南部を除くアメリカで繁殖し、アメリカ南部と中央アメリカで越冬。迷鳥として「グリーンランド、イギリス、コロンビア、ギニアなどからの記録がある。1962年10月20日に北海道襟裳岬の灯台に衝突して死んだ1羽の例が知られる。水辺付近の開けた土地に生息。秋に大群が終結して、アシ原にやってくることが知られる。巣は樹洞やキツツキの古巣、巣箱に草や葉などで造り、産座には羽毛を敷く。

美しい金属製の輝きの色を持ったツバメです。このアップの画像から胸の羽毛の割れ目や膨らみなどを記憶しておくとカービングのときの表現が軟らかく表わせます。


日本のよりも約1割小さい。

2017-11-05 18:56:56 | フォト

 エボシクマゲラ Pileated Woodpecker 全長42cm。 頭上は赤色で、後部の羽は長く換羽となる。上、下面は黒い。翼はほぼ黒色で、わずかに初列風切の基部に小白斑がある。嘴の基部から出た太い頬線が眼の下を経て喉、胸の両側にのび、エラや喉の中央部も白い。翼下面の雨覆いは白く、飛行時に下から見るとこの部分が大白斑として目立つ。嘴とあしは黒い。カナダやアメリカの東部、南部に分布し、落葉樹や混合樹林、二次林など大木の多い森林に好んで生息。アメリカでは開発や森林伐採のために個体数が撃滅したが、1920~30年代に再びもとにもどった。これは本種が二次林や郊外の公園にもすめる適応性によるものといわれる。木の幹に穴をあけたり、樹皮を嘴ではぎ、その下にいる昆虫を捕食。地上の朽木や土中にひそむ甲虫の幼虫やアリなども、長い粘り気のある下で引き出してたべる。草木の実や果物もたべる。

だいたい、一腹3~5個の白色卵を産む。

日本のクマゲラと似るが、頭の形に違いが有る。顔のアップを良く見て、細部の羽毛の流れを覚えることが大切。

 


こんなスズメいると楽しい。

2017-11-04 17:52:09 | フォト

 クビワスズメ Cuban Grass-Quit 全長11.5cm。雄の上面はオリーブ色。顔と喉上部は黒色。眼の後ろから頸側および喉と胸の境が襟巻状に黄色。胸は黒色で、腹と脇は灰色。下尾筒は灰褐色。雌は黄色い襟巻きが雄ほど発達しておらず、顔も栗色。キューバに分布し、畑の周囲の潅木や高木林地に生息。1963年にバハマ諸島西部のニュープロビデンス島に移入された。

なかなか愛嬌もあり、スズメらしい仕草も表わしていて可愛いです。人気者になりそう。