真剣道外伝★無端晟輝の残日録

真剣道・基道館宗師範の残しておくべき余談集

意賀美神社奉納演武を前に

2019年04月28日 | 無双直伝英信流
明日の奉納演武は平成最後の演武であり、同時に基道館設立30周年の記念にも当たる。

今夜はドイツから来日中のゲンゲ5段とマーク初段も天神会に参加した。
昨夜は浮雲曾に参加したから来日早々忙しいことだ。

 まあ、私の解説は難しいから、日本人でも理解がしがたいところがあるのに通訳のケント2段(日本人)がうまく伝えてくれてありがたかった。

正座の仕方、礼法と進むとドイツの方々は「会釈」で喜んでくれた

いわく「ただしい会釈を受けるとずいぶん気分がいい」

日本の作法は心を込めて相応の礼をする、それが会釈でも型ににはまると相手に伝わる事を知ってもらいました。
言葉は不要の世界です。


楽しんでいただいたようです。


業も拝見しましたが立派に6段の実力があります。
今度の試験は大丈夫と思います。


明日の奉納演武で自分になりきり居合を楽しみたいですね。

新規会員募集について

2019年04月28日 | 稽古のヒント
熱血で、がんがん行く!
それもよし、けれど基道館の案内には次のようなふんわりしたのがあります。

師範たちはキリリとして生きているけれど、それを他者に押しつけたりしない。
初心の方はおっかなびっくりが普通。



見学に来た人のコースです

120分 ゆったりと時間を取り
① 立ち方座り方(案外知らない人がいます)
② 礼法 
③ 呼吸法  (丹田呼吸法)
④ 心を鎮め、自分と向き合う
⑤ 木刀を持ってみる、構えてみる、振ってみる
⑥ 簡単な業をやってみる

一ヶ月の無料体験がありますので、その間に師範や居合との相性を考えてみてください



★基道館初心者体験カリキュラム(平均的です)

各人に合わせて順番や時間が変化します、これを仏教では「対器説法」といい、わかりやすく言うと、オーダーメイド(相手に合わせる)講座です。

1回 120分 (休憩含む)

① 立ち方、座り方、歩き方。
②呼吸法→丹田呼吸法
③正座の仕方
④心を落ち着かせるところの自覚(丹田とはどこ?)
⑤自分というものの自覚
⑥さあ、木刀を持って構えてみましょう。五行の形
振ってみましょう(あれ、身体は案外操縦が難しいのに気が付きます)
⑦道具は真剣に扱えば難しい
⑧業を習います、うまくできなくともOK、簡単な業ほど、実は奥行きが深い。
それがカルチャーショックです(笑)

一般の方はディレクトシステムが西洋体育(スポーツ)ですから仕方ないでしょう。
それを、「型にはめる」という日本武道に接近遭遇する面白い経験がここにあります。

ここには根性論もガッツもありません。
ただ、スラスラとした生き様を示す師範があなたの熱意に手を添えるだけです。