真剣道外伝★無端晟輝の残日録

真剣道・基道館宗師範の残しておくべき余談集

循環無端 標榜一五周年 

2019年06月18日 | 基道館活動記録

循環無端の胸章はすぐる2665年 7月27日に出来上がった(今年は皇紀2679年)

 

デザインはマッチ-こと私の専属デザイナー 大原真知子さんである。

彼女は私のイメージを言葉で聞いて形にする天性のセンスを持っていた。

彼女が18歳の頃、アルバイトで私の経営するパン屋さんに就職した。

 

よく聞いてみると、彼女は私の次男の同級生の妹だった。

 

実に興味深い女性で、歩いて天王寺から自宅(約20KM)その間 フィルムカメラで猫写真を撮影

あるいは自宅から河内長野、これも20KM

 

 

聡明で細部に気が利いていた女の子だった

 

元気でいるかしら?マッチ-

 

この胸章をつけていると、点数が悪い(初抜き大会などで点数が悪い)という噂が基道館内で定着している(笑)

審査の先生方が「ふん基道館か」という見方をされるという大きな誤解だ。

 

私は循環無端を毛嫌いするセンセイなどいないと思っているから「それは杞憂です」と初心者に告げる。

 

城一水師範はそれを逆手にとり

「この胸章をつけて大会・審査会に出るのは一回だけです、後は紋付きになりますから、ここぞと基道館をアピールしてください」と大層強気だ。

 

来年は一五周年、 循環無端が我が基道館に根付いたか?日本の武道の核心に迫ったか?

 

やれやれ・・・・・・・・・

ぴしっと行きましょう!


大江先生の居合形と太刀打は違うという認識

2019年06月18日 | 基道館活動記録

先日瑞月会で新入会員のH氏と会話していたら

彼は私のユーチューブの動画で刀法の段取りを自習しているそうだ。

「刀法のセンセイの動画にNGがたくさん入っていました、あれは他連盟の方ですか?」

「いえ、刀法は我が連盟のやることで、他連盟のかたは埒外です」

我が連盟の踊り居合の方が私の刀法が気に入らないらしい(笑)

初心者にも習いやすいようにと制定されたもので、居合の幽玄な趣など目的とされていない。

そういう目的外のことをコメントされてくる方もいて「よくわかってないのだな~」という感想だ。

 

さて、日曜の虎乱洞では、城一水VS豊水という師弟での組み合わせで「居合形」の習得が進んだ。

 

打ちに立った無維庵師範の八相にたじたじとなっている豊水2段だが、入門当初と比べると見違えるような太刀筋を見せてくれる

組太刀という新しい課題も楽しんでくれているようだ

 

無端塾の稽古では私が直接居合形を指導することはまれだった。

もちろん人数が多いのが理由だったが、ここ天神山では少数精鋭で、直に私の太刀筋を体験できるメリットがある。

 

昔、少年部を指導していたときに工夫した紐状のもの(ここでは鞘付木刀のさげ緒)で斬り込んで見る

 

どんなコースが求められているのか?どれくらいのスピードと圧力なのか?

ひもだから当たってもいたくない、思い切ってゆける。

 

面白い、興味深い、やって楽しい稽古になった。

 

表題だが、居合形も刀法と同じく、習いやすいダイジェストだ、私はいろいろな工夫を加えて、目的とする「身体動作」

間合い、拍子、軸線の移動、打太刀の圧力を克服する仕太刀の工夫を習得してもらっている。

 

順番をうまくやっても中身がないのではあきません!

 

12年前の映像が出てきました。

覆い被さるような私の八相、相手はいまや浮雲曾の師範 有城齋

年月はいたずらには過ぎない、彼の努力は実っている